《　前回の記事　》のつづき・・・前回の最後は・・・

 　《　これ以上延期できない　》為、取り返しのつかない事態を招くことを予め知っておられたお父様は、これまでのパラダイムを一変させる、異次元の御言葉を『天聖経』に残されたのです。

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本日はここから・・・

その異次元とは・・・
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　　失敗の原因を明らかにし、その責任をお父様が負うとされたのが『天聖経』
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　《　12年の延長　》に入りながらも、三次の失敗は取り返しのつかない確定的な段階に入っていた為、これを大転換させる為の《　天の奥義　①　➁　》となる方法で、これまでの御言葉とは全く違う、異次元の御言葉になっていました。

　それが次の観点です。

　　　　　★第一は、「真の父母」をもてませんでした・・・
　これまでの統一教会が持っていた「真の父母」というパラダイムが根こそぎ抜き取られてしまいました。つまり、《　『皆さんは真の父母をもてませんでした』　①　➁　③　》という御言葉、或いは、これに関連する御言葉は数え切れないほど「天聖経」に残されました。

　ならば、「真の父母を持てなかった」という、原理的根拠を探す為、最も新しい御言葉だった「平和の主人　血統の主人」から検証を始めました。

　「平和の主人　血統の主人」には統一教会、家庭連合が教育してきたパラダイムが完全に崩壊していることを教えています。これまでの『メシヤ像』『真の父母像』『真の子女像』が完全に破綻していることが分かりす。つまり、お父様が《　相対を失う　》ことにより死に向かっている《　①　➁　》ことが分かります。そして、その延長線上で、2012年9月3日にお父様が自ら死を主管し死を成す聖和がありました。
　そして、この聖和により《　総蕩減の完了　》したのです。つまり、聖和の意義は、蕩減としてお母様がお父様に対して《　主管性転倒を成し　》、お父様はサタンの罪の全てをも覆い隠され、全ての責任をお父様が負うことにより、これによってお父様が自ら死を成され、真のアダムの再創造が成就する基点となったのが聖和だったのです。

　サタンはイエス様を捕らえてゴルゴダの丘で十字架に磔にし、大衆の面前で公開処刑しました。しかし、お父様に対してはそれができませんでした。血に飢えたサタンは、反対に、お父様が初代教会時代に誠精を尽くして開かれた清平という聖地に誘引されたのです。
　この清平は、お父様がルーシェルとエバを真の愛で誘引し続け、誘引した結果死を迎えるという終局的な聖地となったのです。つまり、この聖地は、血に飢えたサタンとエバからお父様が主管性転倒を受けることにより、アダムの堕落を死をもって総蕩減する聖地となったのです。
　しかし、お父様の死は自ら成された死である為、サタンが介入できませんでした。お父様の聖和は、エバの主管によって堕落したアダムの蕩減を成す為、再びエバの主管を受けた終局でした。お父様はサタンとエバを決して責めることなく、彼らの罪を覆い隠す為に密室に誘引され、彼らの為すがままに委ねられ、死を迎えたのです。
　お父様は、この死をもって《　総蕩減を完了させた　》清平の聖地は、お父様が、サタンの罪を覆い隠す為に予め準備された聖地であったと言えるのです。　

　このように、お父様の聖和が決定的段階に入った時に顕されたのが『天聖経』であったのです。最後の預言書のはずの黙示録に『10:11「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。』と記された聖句は、まさに、『天聖経』であり『平和の主人　血統の主人』のことを言っていると見ることができます。
　つまり、「もう一度・・・預言せねばならない」とは、摂理を仕切り直さなければならない新しい異次元の段階（先天時代から後天時代）に入ったことを言っているのです。

　黙示録が言っている再臨主とは、《　キリスト教が失敗した　》第一次の1945年の時の再臨主、或いは、《　真の父母宣布が失敗　》した第二次の1992年の時の再臨主のことを言っているのではありません。黙示録のシチュエーションからすると第三次の2001年以降のことになります。しかし、この三次も《　失敗　①　➁　》して、それが《　12年の延長　》があって、最終的に聖和に至りました。黙示録では第三次に顕現しなければならなかった時代圏から記されており、《　死を前倒しされた　》再臨主のことを「ほふられた仔羊」と言っていると見ることができます。　　

　お父様は、「平和の主人　血統の主人」に同期する御言葉として先がけて『天聖経』を発表されたのです。それが、『真の父母』は統一教会の教理であり、希望の象徴であり、未来線上における出発点である《　①　➁　》と明記されたのです。

　これを言い換えると、統一教会と家庭連合は「真の父母」になろうとしたお父様とお母様を実体がなくても「真の父母」として祭ってきた。しかし、『天聖経』に記されていますが、お父様とお母様の堕落により「真の父母」になれなかったということです。（後に取りあげます）

　このように、真の父母を奉った統一教会は、最終的に実体の真の父母を迎えることができなくなった為、黙示録10：11「もう一度預言しなければならない」新しい時代の基点となる御言葉が『天聖経』であったと、私は見ています。

　やはり、ここで重要なお母様のことを取り上げないわけにはいきませんので、これは次回にします。