太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり・・・《⑰-1》「太陽」「月」とは・・・
黙示録の「太陽」「月」「星」は何を意味しているのか?
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(1)「太陽」と「月」が記されている代表的な聖句が次である。
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6:12
小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、
6:13
天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。
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(2)原理講論にはどう書かれているのか?
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原理講論 第三章 第三節 (二) (5)
「この聖書のみ言を見れば、日と月は父母を象徴したのであり、星は子女たちを象徴したものだということを知ることができる。キリスト論で述べるように、イエスと聖霊はアダムとエバの代わりに、人類を重生させてくださる真の父母として来られたのである。それゆえに、日と月はイエスと聖霊を象徴しているのであり、星は子女に該当するキリスト教徒たちを象徴しているのである。」
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(3)御言葉にはどのように用いられているのか?
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天聖経 第一章 六 1.
「太陽を眺めれば、その太陽がこの宇宙全体の生命の要因を象徴していることを知って、神様の愛を太陽に学ぶのです。神様の心情を体恤する一つの教本であり、教材として展開させたもの、愛する息子、娘を喜ばせるための教材として立てられたのが自然です。木の葉を見て自分の息子、娘のように思って一人つぶやくことができる人がいれば、彼は聖人に近いのです。」
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(4)「太陽」と「月」と「星」
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●「太陽」はお父様のことであり、更に、お父様を通してあらわれる愛をあらわしている。
●「月」はお母様をあらわしている。
●「星」は信徒たちをあらわしている。
これまで「星」については《⑩-1》でも取り上げているので、参考にして頂きたい。
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(5)お父様の権能が侵害されることが記している
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1:16
その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。
6:12
小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、
(韓国初代教会の祝福家庭である女性たちの失敗が摂理と共に拡大されるようになって、これが原因となってお母様に対してサタンの侵害権が拡大されるようになっていった。そればかりではない、お母様の相対圏に立たれるお父様の権能もそれに比例して侵害されるようになっていった。
そのあり様を「太陽は毛織の荒布のように黒くなり」と預言している。
この様なお父様への侵害がさらに拡大されるようになって、最終的にお父様の聖和となっていくことになる。)
(《⑯-1》《⑯-2》《⑯-3》《⑯-4》《⑯-5》《⑯-6》《⑯-7》《⑯-8》)
(更に、お母様が洗礼ヨハネとしての使命が果たせなければ、お父様はイエス様と同じ様に死による血の代価を払わなければならなくなることから、「月は全面、血のようになり」と記されている。この預言はお父様の聖和となって既に的中している。
それからもう一つ、「太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり」とは、お父様にお母様が金冠日食、或いは、皆既日食のように重なって、お父様が金冠、或いは、コロナだけを残して隠れてしまうことを預言していると見ることができる。)
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(6)二世たちがサタンに侵害されることが記している
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6:13
天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。
(「星」はお父様の愛を受けて光っていた信徒たちをあらわし、「青い実」とは祝福家庭の年若い二世たちとあらわし、「大風」はサタンの侵害をあらわし、「地」は地球を代表する家庭連合を預言している。《⑨-1》
つまり、年若い子女様と二世たちにサタンの侵害権が及んで、多くの子女様と二世たちがお父様から離れていくという預言になるが、既に的中している。現在の家庭連合の二世たちであっても、この侵害から逃げることができない。)
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(7)お父様の名を利用しての献金ノルマがなくなる
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7:16
彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。
(この聖句は、お父様の血で洗った白い衣を着た信徒たちは霊的に枯渇することもなく、また、お父様の名を利用した無謀な献金ノルマを強要されることもないことを預言している。しかし、現在の家庭連合は相も変わらずに献金ノルマに追われている。)