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初めに余談ですが・・・
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　私は意図的にお父様とお母様が堕落したことを取り上げて、信徒たちの信仰を失墜させようとしているブログではありません。その反対です。既に命の光を失った信徒たちが再び蘇生することを願ってのブログです。

　また、ブログ村の「龍明小説 紡ぎます」が週刊誌の三面記事のような作り話で自慰的欲望を持て余していますが、私の「ブログ」は、このような文先生に対する恨みを晴らそうとするブログとは完全に対峙します。「龍明小説 紡ぎます」のようなブログ人が生きていく時代は・・・既に過ぎ去りました。

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本日は世界講演ツアーの御言葉「救援摂理の原理観」から離れますが、
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韓鶴子総裁御言選集4・・・・1969年の御言葉
　お父様とお母様が夫婦として堕落したことが分かる決定的な御言葉
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　家庭連合が発刊している御言葉から

『韓鶴子総裁御言選集4　文鮮明先生が見た韓鶴子総裁』にお父様とお母様の堕落問題が語られている決定的な御言葉があります。（他にも沢山あります）

韓鶴子総裁御言選集4 

文鮮明先生が見た韓鶴子総裁

第2部　聖婚と天の新婦の道

　　2. 約婚式と聖婚式

　　　　激しい迫害の中で行われた聖婚式

　先生の聖婚式は、地上において記念するに値する世界的、天宙的な大事件でした。世界的基準において（六千年の）縦的蕩減条件を（お父様が）横的に解決する実体として、霊肉共に勝利の基準を立てたのです。先生は、聖婚式をするために、聖婚式の前にイエス様の3弟子、反逆したその弟子を復帰すべき立場にありました。

※1聖婚式の目的は、アダムの家庭（第一アダム家庭、第二アダム家庭、第三アダム家庭）を蕩減する条件を立てることです。　※2私たちの父母である※3アダムとエバ（お父様とお母様）は、夫婦関係において堕落しました。堕落が夫婦を通して起きたので、復帰は一人ではできません。

　男性一人では復帰されません。女性一人でも天国に行けません。したがって、二人で解決していかなければならないのです。堕落したアダムとエバの立場を復帰して、真の父母の基準を地上で立てなければならないのです。(22-189, 1969.2.2)

※1「聖婚式の目的は、（最初の）アダムの家庭を蕩減する条件を立てる」・・・とは

　キリスト教の失敗と第一夫人との離婚により蕩減復帰の基台を全て失ってしまった為、それを蕩減する為にあったのが1960年の聖婚式はあったのです。つまり、最初のアダムの堕落から始まった六千年の蕩減を全てやり直さなければならない立場で成されたものです。

※2「私たちの父母であるアダムとエバ」とは・・・

　統一教会はお父様を父とし、お母様を母として、祝福家庭はその子女としていますので、「私たちの父母であるアダムとエバ」とは私たちの肉身の父母ではなく、霊的な親であるお父様とお母様になります。

※3「アダムとエバ（お父様とお母様）は、夫婦関係において堕落しました。」とは・・・

　最初のアダムとエバは最初に「夫婦関係において堕落」したのではありません。最初の堕落はルーシェルとエバの不倫の霊的堕落であったのです。この次にエバによってアダムが誘惑されて時ならぬ時に夫婦関係を持って肉的堕落をしたのです。

　同じように、この「夫婦関係において堕落した」というのは、お母様が約婚前に「（無知であった為）死ぬことを顧みることなく」不倫の堕落をしたことにより、次に、約婚した文先生が最初のアダムを蕩減する立場に立っていた為にお母様と夫婦関係をもったのです。これがお父様の肉的な堕落になったのです。

　つまり、最初のアダムの堕落は神様を裏切った堕落であったのですが、お父様の堕落は事実蕩減の為に必要となったやむにやまれぬ肉的な堕落であったということです。

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　何故、私たちはこのような御言葉をスルーしてしまったのでしょうか。
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　それは、特に日本では、無条件的に、お父様はメシヤであり真の父であり、お母様は真の母であるとして教育された為です。韓国ではお父様とお母様が事実蕩減の姿を見せながら生活をされた為、この問題故に内部からも誤解され、また、多くの信徒が離れてデマ情報を密告し、キリスト教会と国家から大迫害を受ける引き金になったのです。これが原因となって、韓国の伝道は遅々として進まず、日本では少しの真実と多くの嘘で座礁して金縛りのようになってしまったのです。

　ならば、無条件的にお父様はメシヤであり真の父であり、お母様は真の母であるとして教育は嘘だったのでしょうか。

　いいえ。正確には完全な嘘ではなかったと言えるのです。何故なら、お母様と祝福家庭が責任を果たせば、お父様とお母様がその堕落圏から抜け出すことができたからです。つまり、お父様もお母様も祝福家庭もその責任を果たそうとしてきたということですから、その責任が果たされるという希望の立場での真の父、真の母だったと言えるのです。

　しかし、残念ながら1992年の「真の父母宣布」にサタンが侵入することにより、さらに、「神様王権即位式」にもサタンが侵入することにより、お母様と祝福家庭の責任が破綻しました。その為、12年の延長をもってしても、お父様とお母様の年齢が高くなるに従い、地上に生きているうちに真の父母になることが不可能になりつつありました。

　そのような時代圏に発刊されたのがお父様が編集された黒表紙の天聖経であり、聖和後の発刊された赤表紙の天聖経です。どちらも、「アダムとエバ」という名に代えて「お父様とお母様の堕落」に関して語られていることが容易に分かります。
　ややもすると、赤表紙の天聖経は黒表紙の天聖経を改ざんしたと言われてきましたが、決してそうは言いきれないのではないかと思います。

　どちらであろうと、原理を知らないお母様だったから赤表紙の天聖経の発刊が可能だったことには間違いないと思います。もしかしたら、この赤表紙の天聖経はお父様が聖和される以前に、お父様がお母様に与えておられた御言葉であったのかも知れません。

　赤表紙の天聖経には堕落問題に関する内容が黒表紙に比べて多くあります。特に特徴は、堕落の表現が黒表紙の天聖経は父型、厳格型、赤表紙の天聖経は母型、抱擁型のような印象があります。
　この二つの天聖経は父と母を象徴し、「平和の主人　血統の主人　（8-1）（8-2）」に記されている「契約の箱」に入る二枚の石板になると思われます。

（後日、時間があれば、赤表紙の天聖経の考察を取り上げます。）