《⑯-5》お母様を「大淫婦」と呼んだ理由 ・・・天宙的洗礼ヨハネがお母様だった
本日は、お母様が大淫婦と記されるようになった原因を整理する。
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(1)大淫婦という言葉が記されている聖句
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17:1
それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。
(堕落世界の上に座っているお母様。)
19:2
そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。
(家庭連合をサタンの血統で汚したお母様ということ。)
19:3
再び声があって、「ハレルヤ、彼女が焼かれる火の煙は、世々限りなく立ちのぼる」と言った。
(お母様が天の御言葉と聖霊の役事で悔い改めに至る。)
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(2)「大淫婦」とは何を意味しているのか
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結論からいうと、大淫婦とはメシヤに不信してサタンに幽閉されてしまったお母様のことを言っているが、何故、お母様を不名誉な言葉で大淫婦と呼ぶのかが問題だ。
(しかし、大淫婦という言葉は、お母様に与えらえた天の摂理的使命の失敗からすれば決して厳しい言葉ではない。)
■ (レア軍団)の失敗がお母様に襲いかかった
1960年代の韓国初代教会の祝福家庭の女性たち(レア軍団)の不信仰によって、お母様をアベルとして祭壇に天の花嫁として供えることができなかった。これによって、サタンはお母様に対して侵害権が拡大されるようになっていった。
洗礼ヨハネの失敗はエリサベツとマリアの失敗であったように、お母様の失敗はレア軍団の失敗によるものであった。
■ お母様の失敗がお父様に襲いかかった → お父様の聖和
この問題はサタンがお父様に対しても侵害する権限を持つようになることを意味している。即ち、サタンはお母様を侵害する条件によって、お父様の権能を疎外することができ、そして、その条件が満ちればお父様を殺害することができる権限を持っていることから、実際に、サタンはお母様をお父様から完全に奪い取ってサタンの懐に幽閉し、その条件でお父様を聖和させたのである。
■ お母様は洗礼ヨハネの使命を担っていた
イエス様の十字架による死は洗礼ヨハネの不信が原因であったことを前提として、次の御言葉を読んで頂きたい。
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この御言葉はお母様に対するものであることはいうまでもない。
◆『創立以前の内的教会史』抜粋 1977/5/1 ニューヨーク ベルベディア
『・・・同様に再臨主の時には、エバ(女性の代表者=お母様)が洗礼ヨハネの役割を果たさなければなりません。・・・再臨時代においては天宙的基準においてその使命を果たさなければなりません。』
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また、お母様と同じ使命にあったのが第一夫人であったので、次のように語られている。
◆『真の御父母様の生涯路程 1』 第六節 二 「定州郡郭山の崔氏新婦」
「男の洗礼ヨハネの立場でなく、女として洗礼ヨハネの使命を果たさなければならない立場にいた人が、聖進のお母さんでした。」
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洗礼ヨハネの失敗の損害は甚大である。
◆『御父母様の生涯路程 3』 第三節 二 家庭的試練と苦難
「・・・統一教会がなぜ、全世界的に反対を受けたのですか。監獄になぜ、行かなければならなかったのですか。聖進の母親が反対することによって、準備していたすべての団体が犠牲を被ったのです。・・」
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■ 洗礼ヨハネとユダに対するイエス様の御言葉
◆ 洗礼ヨハネ・・・「しかし、天国で最も小さい者も、彼よりは大きい。」(ヨハネ11:11)
◆ ユダ・・・「その人は生れなかった方が、彼のためによかった」(マルコ14:21)
■ お母様は天宙的洗礼ヨハネ
お母様の失敗による損害はお父様を聖和させることによる天宙的損害となる。これが千年《 ⑫-1 》王国の出発である。
追記しておくべきことがある。
お父様が聖和に至るまでの三年半という期間、この期間のサタンの所業が如何に恐ろしいかを追記する。それは、お父様からお母様を略奪してお母様を先頭に建てて、顕進様を追放し、八大教本を改竄し、お父様を完全に孤立化させて聖和させていく有様は嘔吐を覚えるほどである。そして、お母様がサタンに完全に幽閉されてしまった時、2012年1月19日の訓読会で《 『お父様の話を聞かないお母様はルーシェルよりももっと恐ろしい』 》とお父様が語られていたことだ。
この様に、黙示録がお母様を「大淫婦」と記したことは、決して厳しい言葉ではない。何故なら、お母様の失敗の前にレア軍団の失敗があり、レア軍団の失敗の前に第一夫人の失敗があり、第一夫人の失敗の前に金百文牧師の失敗があって、このすべての蕩減を縦的にお母様お一人で受けられたからである。
■ お父様の聖和の条件がお母様を生かしている
お父様の愛は怨讐を愛し生かす愛であるから、その愛がお母様に注がれていることを信じる。
お母様がやがて悔い改めに至る日が必ず来ることを信じる。
その為には、子女様たちが一体となる日が来ることを信じる。
信徒たちも真実に気づいて、悔い改めに日が来ることを信じる。
お母様を責めるのではなく、我が罪として悔い改める信徒たちがあらわれることを信じる。
次回はお母様が責任を果たせなくなってしまった理由は何処にあるのかを検証する。