⑧「肉を切らせて骨を切る」戦法!!・・・サタンを自然屈服させる極限の戦法だった
本日は、天聖経がお父様の告白書であることを取り上げます。
文先生にとって「肉」とは、ご自身の肉体であり、お母様であり、子女様たちになります。
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「六千年前のアダムとエバの堕落」と「文先生とお母様の堕落」の違いは何か?
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六千年前のアダムの堕落はエバの誘惑によって堕落しました。しかし、文先生の堕落の起因は、「アブラハムの典型路程」が象徴献際の直前に行われたように、先生とお母様の祝福の直前にあった約婚期間に《 アブラハムの典型路程 》があったと思われます。「アブラハムの典型路程」は《 原理が真理として存在する 》限り、先生とお母様が行かなければならなかった《 事実蕩減 ① ➁ ③ 》の道であったと考えられます。
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文先生の堕落は完成段階による堕落であった
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六千年前のアダムとエバの堕落は間接主管圏の長成期完成級で起こりましたが、完成したアダムの資格者であった文先生の堕落は、下記の御言葉〔A〕から分かるように、神様の直接主管圏に繋がっている完成段階(完成期完成級)の堕落であったことです。
そして、この完成段階の基準が「エバ(お母様)によって狂った」ということです。
御言葉〔A〕
祝福家庭と理想天国(1)
祝福と理想家庭 第五章 第一節 8.
皆さんが個人的な十字架の路程を経てくるとき、誰が先に開拓しましたか。女性たちがしたでしょう。
それでは、完成段階(=直接主管圏の文先生)の基準は誰ゆえに狂ったでしょうか。エバ(お母様)によって狂いました。
それで(先生の)家庭を中心にした十字架もエバ(お母様)が負わなければならないのです。
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天聖経がお父様の告白書・・・・
避けられなかった文先生の堕落・・・御言葉〔B〕
(※1)「そうなるしかありませんでした」
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このような、お父様とお母様の約婚期間における、「アブラハムの典型路程」の時の堕落により、1960年のお父様とお母様は六千年前のアダムとエバが堕落した直後の立場に立たれたことになります。つまり、この1960年がお父様とお母様を中心として、六千年の《 総蕩減を完了 》させる路程が出発したのです。
そして、この立場から出発して、1992年に再びメシヤの位置を復帰するまで、何も知らないお母様と第三イスラエルが世界基準になるまで、お父様は不眠不休で育ててきたことになります。
お父様は世界的蕩減を負わなければならないお母様に対して、原理教育と、《 一週間断食と、開拓伝道をもって教育することができませんでした。 》もし、お母様に対してこれらの条件を満たすことができていたなら、先生の苦労の多くは消えていたと思われます。
しかし、それができる条件がなかった為、下記の御言葉〔B〕のように、「(※1)そうなるしかありませんでした。」と語られていたのです。
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「そうするしかなかった」堕落を創造原理をもって挽回する
(※2-1)「創造原理を適用する」
(※2-2)「その法度を否定するならば、天理を破壊する」
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お父様はこの「そうなるしかありませんでした」という堕落問題を解消する為、ご自身の命を差し出す条件として《 (※2-1)創造原理を適用する 》ことになったのです。つまり、お父様が創造原理によってご自身を審判するということです。
お父様とお母様の家庭が最終的にエバによって、このままでは、《 (※2-2)その法度を否定するならば、天理を破壊する 》家庭とならざるを得ませんでした。
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「再創造過程」
(※3)「再創造過程を通して収拾してきたのです」
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先生とお母様の家庭が「天理を破壊する」ことがあってはならい為、その最終的な極限まで《 (※3)(アダムの)再創造過程を通して収拾してきたのです ① ➁ ③ 》と語られたのです。ここでの「極限」とはお父様の聖和になります。
御言葉〔B〕
天聖経
真の神様 第四章 一 1.
堕落しなかったならば、神様は創造主として永遠な主人になるはずであったのに、堕落することによってサタンが主人になりました。
(※1)そうなるしかありませんでした。
いくら官吏の屋敷の中の箱入り娘だとしても、その町のやくざ者に強姦され愛の関係を結んだとすれば、その娘(お母様)は誰のものになるでしょうか。やくざ者のものとなります。
全く同じ道理です。
天国の王となることのできるアダム(文先生)であり、天国の王妃となることのできるエバ(お母様)でした。
これを復帰するには、(※2-1)創造の原理原則を中心としてなさなければなりません。
本来アダムとエバを中心として永遠な愛の法度を立てたので、その法度に従わなければならないのです。
(※2-2)その法度を否定するならば、天理を破壊する
ことになるのです。
それゆえ人間はもちろん、神様自体まで否定される立場になるので、仕方なく(※3)(アダムの)再創造過程を通して収拾してきたのです。そのように恨多き歴史路程を誰が知るでしょうか。