本日の結論は・・・⑦⑧です。

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天聖経に残された・・・
　　お母様が「主管性転倒しなければならなかった」
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　お母様がお父様に対して「主管性転倒しなければならない」という御言葉を天聖経にはっきりと残されました。あなたはこの言葉がすっきり理解できていますか？「主管性転倒」は悪いことなのに、どうしてお母様が「主管性転倒しなければならない」のでしょうか。

この答えが、
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　　①　原理講論にはない『事実蕩減』という蕩減法による為です。
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　本日は、この主管性転倒がどのような経緯から生まれるようになったのか、この観点を御言葉から考察します。

　この『事実蕩減』という観点は、昔も今も統一教会では存在していませんから、とても理解困難が伴います。

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　　➁　《　原理を知らないお母様　①　➁　》の立場になって考えてみてください
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　お父様は如何なる不名誉を受けても『事実蕩減』の道を死を決して歩まれました。例えば、浮気をする男は常識的に隠すものですが、文先生は《　「アブラハムによるイエスの典型路程」　》と《　妾摂理　》をお母様と信徒たちに対して摂理的意義を語ることができず、しかし、《　隠さず　①　➁　》歩まれた為、内部から裏切りが起こって大迫害の引き金になりました。『事実蕩減』という道がなければ、これほどの迫害を受けることはなかったのです。
　この『事実蕩減』問題がお父様の生涯に終わりなく延々と暗雲をもたらしました。《　誤解され、中傷され　》、お母様も、子女様たちも、古い幹部たちでさえも、この問題を消化できずにいたのです。結局、お父様は『事実蕩減』の問題故に、誰からも理解されずに聖和されたと言えるのです。
　アダムとエバが神様の御言葉を否定して堕落した為、再び戻る為には、お父様とお母様が神様の御言葉を否定する立場に立って帰らなければならない。これが『事実蕩減』です。

　私自身も、お父様の真実を知ろうとすればするほど、この問題故に、煩悩の淵に陥り、信仰も失いかねない時もありました。777双以上の古い信徒たちは、アメリカで、お父様の『事実蕩減』の姿を直接見たり、聞いたり、ありもしない作り話まで、あたかも見てきたかのように、信徒たちに感染していったのです。それを知った信徒たちの中には、躓き、離反し、ある者は正義感をもってお父様を売り渡したのです。それがダンベリー刑務所収監になったのです。そのような元信徒（？）のブログが家庭連合のカテゴリーにアップされています。このブログは覗かない方が身のためです。

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　　③　原理にはない『事実蕩減』
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　お父様は『事実蕩減』に対して、「このようなものは原理にはありません。」と語られているように、原理講論を調べても《　タマルとマリアが為した『事実蕩減』　①　➁　》については一言も記されていません。《　原理はイエス様まで　》とあることから分かるように、多くの信徒たちが再臨時代のパラダイムを正しく知ることができないでいる理由は、この『事実蕩減』を知らない為です。特に、お父様が再びメシヤ位置に戻られた1992年以降の御言葉、さらに、2001年以降の御言葉が理解不能に陥ります。

　問題は、文先生とお母様の『事実蕩減』を見て理解できなかった幹部たちは、これをタブー化し、存在しないとしたのです。その為、『事実蕩減』の姿がアングラ化し、知る者たち同士の密談の材料となり、誰も彼も、全ての信徒たちが「見ざる聞かざる言わざる」の三猿になってしまったのです。

　言葉を変えて言えば、自分の霊的な親である文先生を「お父様」と呼びながら、そのお父様を捨てたも同然なのです。心情の多感な時代に、お父様から命を得、家庭を得、子供を得、孫を得、幸福の源泉の全てが因縁づけれているにもかかわらず、そのお父様の苦しみを見て見ぬふりをして、あろうことに、お父様に石まで投げる幹部、信徒までいるのですから、どんなに人間らしさを装うとも、獣にも劣ると言えるのです。

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　　原理を知らないお母様に何が起こったか想像できますか？
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　『事実蕩減』の部類に入る《　「アブラハムによるイエスの典型路程」　》や《　妾摂理　》という贖罪法はこの世の中には全く存在しません。この摂理にあなたも唾を吐きますか？唾を吐く信徒がいることを知ってもお父様は歩まれたのです。原理を知らないお母様はどうなるでしょうか。これが問題です。

　分かりやすい例としては、「人を殺したのだから、もう一度、人を殺して贖罪する」ということです。それが《　原理講論　モーセ路程　》に記されています。更には、《　リベカとヤコブが一体となって父のイサクとエソウを騙して長子権を奪ったこと、また、タマルが遊女に扮して義父を誘惑してキリスト誕生の子孫を残したこと、マリアが姉のエリサベツの仲介を受けてエリサベツの夫と関係してイエス様を身籠ったこと　》。　

　どうして、タマル、マリアが聖女なのでしょうか。
　原理を知らないお母様はどうなったのでしょうか？何故、お父様はお母様に対して「原理教育をしてはならなかった」とまで語られたのでしょうか。「一週間断食もさせず、開拓伝道にも生かせず、箱入り娘のように扱われた」理由は何だったのでしょうか。

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　　④『事実蕩減』の一番の特徴は何か。
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　それは、人類が悠久の歴史を経て築いてきた人倫道徳や神様の教えに反することです。つまり、『事実蕩減』の道は魔が住む「蛇の道」です。
　リベカとヤコブ、タマル、マリアがまさに『事実蕩減』の道を命を懸けた信仰によって全うしたのです。そこからイスラエルが生まれ、イエス様を産む血統が守られ、キリストが誕生したのです。

　これが《　キリスト教の失敗によって生まれた統一教会　》たる一番の特徴だと言えるのです。しかし、統一教会、家庭連合の幹部（伝統的な道徳主義者やキリスト教を信仰していた空想的キリスト教社会主義者、或いは、良識者）がお父様に不快感をあらわしているのはこの『事実蕩減』に対してです。彼らはこの『事実蕩減』の観点に関しては内心では唾を吐いて沈黙を貫くしか、他に方法がないと思います。

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　　⑤　第二の特徴は何か？
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　それは、『事実蕩減』は万民が為す蕩減法ではなく、千年、二千年に一人という、歴史の転換点に立った、神様に選ばれ、人類を代表した人物だけが為す蕩減です。そして、キリスト教の失敗によって六千年の蕩減基台を失った為、神側代表のお父様とサタン側代表のお母様が夫婦になって六千年の総蕩減を完了させるべく、『事実蕩減』の摂理を歩まれたのです。
　それ以外の者の所業は悪魔の所業となります。

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　　⑥　余談ですが・・・・
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　統一教会の古い祝福家庭だった者が、お父様を真似て、「私も」と言って夜の街に出かけて浮気をした先輩がたくさんいました。しかし、みな、恥ずかしい姿に堕ちていきました。
　また、自らの罪を正当化する手立てとして、先生を裏切った元信徒からの情報をもって、週刊誌のスキャンダル記事のような色話に花を咲かせ、自分の飽くことのない欲望のはけ口に利用するという、実に、嘆かわしいブログまで登場しています。ブログ名は上げませんが、自分と家族に泥を塗る愚かなブログだと思います。あなたがもしそのブログを覗き見する者なら、やめたほうがいい。（読んでいれば、ブログ主から石が飛んできそうですね）

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　　⑦　話を、本日の結論に進めましょう。
　　　『事実蕩減』の極みとなる御言葉・・・
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　次の御言葉〔A〕をお読みください。天聖経に残された1993年の御言葉です。理解できますか。混乱しますか。

御言葉〔A〕　（16万人女性訪韓修　「真の父母と重生」　1993.12.20　）

　「真の父母が必要ですか、必要ではないですか？　（必要です）。なぜ必要ですか、なぜですか？　（真の愛ゆえです）。

いいえ。

　（※）堕落したのだから、堕落から始めないといけないのです。

堕落して偽りの血統を受け継いだのだから、真の愛とは関係ない立場に立っているので、真の愛を再び接ぎ木して、接触させて、再び自分たちが甘柿になるために、真の父母が絶対必要です。

真の父母が立たなかった場合には、渋柿の枝から甘柿は永遠に結ばれることはできないから、甘柿になるために真の父母が必要なのです。こういうふうな説明をしないといけないのです。絶対必要ですか？　絶対の反対は何ですか？　何、不絶対ですか？　（笑い）それが一番良いのです。何か反語を探すことに考える必要はないのです。不絶対です。（笑い）それは絶対必要なことです。いなかったら大変です。分かりましたか？　（はい）。」

　（（※）「堕落したのだから、堕落から始めないといけないのです。」・・・

これに類する御言葉は他にも沢山存在しています。しかし、『事実蕩減』という思考が全くなかった統一教会、家庭連合の教育では、全く理解できません。理解できない為、御言葉にも脳みそにも空洞化が起こっているのです。訓読会の後退が起こっているのもこの問題が核になっています。）

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　　⑧　更にもう一つ・・・・
　　　本日取り上げたかった・・・
　　　　文先生の生涯最後となる『事実蕩減』に関する重要な御言葉
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　それが下記の御言葉〔B〕〔C〕〔D〕です。この御言葉はお母様とお父様の関係性を教えてくれることと、この関係性が原因となってお父様の聖和に直結する御言葉です。

　下記の御言葉で重要なことを記しておきます。
　それは、上記の①で『事実蕩減』の特徴について説明しましたように、『事実蕩減』は人倫道徳や神様の教えに反する蕩減法でありますので、下記の御言葉もそれに該当する御言葉になっています。

　つまり、下記の御言葉の「主管性転倒」とはサタンの稟性です。このサタンの稟性をもって成す《　「主管性転倒式」という摂理　》が『事実蕩減』であるということです。このような事実蕩減法を歩まれたお父様の路程を統一教会はタブー化してきましたので、このような観点は彼らのアキレス腱である為、統一教会、家庭連合では全く教えることができません。
　その為、このブログに不快感や疑問を感じるのは当然のことです。最初は理解困難かも知れません。

　もう一つ注目すべきことは、お父様が80歳過ぎた、2003年の天聖経に残されたということです。つまり、文先生が《　死を前倒し　①　➁　》して臨まれた神様王権即位式以降、聖和を前提として「主管性転倒式」という御言葉を語られたと私は見ています。

御言葉〔B〕

祝福家庭と理想天国(1)　

 祝福と理想家庭　第四章　第四節　2

　サタンを中心として愛の秩序が逆転してしまったために、それを原点に復帰しなければなりません。それを（お母様がお父様に絶対服従すれば、これをお母様の）血統転換式と言います。

（しかし、お母様がお父様を逆主管するようになれば）アダムの立場では、主管性転倒式です。堕落によってエバはアダムを失ったので、どんなに苦しくとも、アダムを定立し、（お母様は先生を完全に否定して、）真なる夫として復帰（＝再創造）しなければならないのです。（これを主管性転倒式という）

（上記の御言葉のコメント
主管性転倒とはサタンの罪の稟性です。この堕落した稟性を「主管性転倒式」という摂理として成されるということです。
このような蕩減原理は、過去の統一教会では教えてきませんでした。これは天聖経の特徴でありパラダイムの大転換です。）

御言葉〔C〕

天聖経

　天一国主人の生活　第一章　三　　

主管性転倒問題は、エバが行った事なので、女性が責任をもたなければなりません。

それ故に、マリヤ（お母様）が天使長（サタン）も復帰してあげるべきであり、アダム（堕落したアダムの立場に立たれたお父様）も復帰してあげるべきであり、（そのうえで）エバ（お母様）も堕落前のエバに復帰しなければなりません。

マリヤ（お母様）が、この全てを復帰しなければなりません。ですから女性は、主管性を転倒しなければなりません。マリヤは、天使長とアダムとエバ、この三つを復帰するだけでなく、神様の心情迄全て探し立てなければなりません。

それをする事によって、神様のみ旨と人類の目的が成し遂げられるのです。

神様が四千年間願ってこられたみ旨と、人類が今後天国を成す事のできる起源が、ここでできるのです。ですから、これが人類の目的点となってきたのであり、神様の目的点となってきました。

アダムとエバが愛を結び、愛を完成すれば、そこから完全なものへの出発がなされるのです。それ故に、主管性転倒を必ずしなければなりません。

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御言葉〔D〕

御旨と世界（書籍）　

２５．創立以前の内的教会史　1977年5月1日　ニューヨーク　ベルベディア

◆摂理の中の女性(二)霊的メシヤの花嫁

　実体的な摂理路程においては、メシヤは神によってではなく、エバによって祝福され、生み直されなければなりません。その備えられた女性を見いだしたなら、まずそのエバによって祝福されなければならないということです。ですからその女性が初めて主に会う時は、彼女に仕える僕の立場にあります。

　人類の代表たるアダムでありながら、なぜ僕であるのかというと、エデンの園における堕落において、男性は女性を主管すべき立場であったにもかかわらず、女性に主管されてしまいました。ですからその主管性転倒を復帰するために、信じられないような仕え方でその女性に侍っていくのです。考え得る限りのことを、その女性の体を洗うことまでもして僕として侍らなければなりません。
　その女性は自分の夫より、息子より先生を信頼しました。
　

◆歴史を生きるメシヤ

　そうするうちにこの女性は、「あなた（男性・僕の僕は天使界を意味する）はもう既に僕の道を卒業しました」という啓示を受けました。メシヤは僕の立場から出発しますが、僕の段階は旧約時代に当たります。そこから養子の基準、実子の基準と上がり、それから夫の段階へと進みます。

　このようにある人（文先生）がメシヤとして来た場合、その人自身の一生の間に、旧約から始まり新約、成約というように、全人類史を通過しなければならないのです。そしてその路程を通じて、メシヤにおいてあらゆる段階が全うされなければなりません。すなわち、僕の立場も、養子の立場も、実子の立場もすべて全うし、さらに夫の立場、父の立場、そして最後に王の立場まで全うして、それらの各段階で完成しなければならないのです。

　一人の男性（文先生が）において、この全プロセスのすべてが通過されなければならないというわけです。しかもその過程においては、神が主管するのではなく、女性が主管していきます。そのために選ばれた女性（お母様）は、メシヤを僕の段階から次第に最頂点にまで引き上げながら、自らも僕段階から、養子、実子段階と全歴史内容を横的に通過し、完成していかなければならないのです。

（これがお母様にはできなかった為、最後まで主管性転倒を成したのです。）

　しかし彼女を非常に混乱させたことには、絶えず神の啓示が下りて、各段階を卒業したという告知がたった四十日間に立て続けにあったのです。どこにいても神の声が聞こえてきて、次々と前とは違ったことが啓示されました。まず、「彼はあなたの僕だから僕として彼を用いなさい」と言われたかと思うと、次の日には、「彼はあなたの息子だから息子として愛しなさい」と言われますし、その翌日には、「彼はあなたの夫だ」という具合なのです。そしてついには突如として、「彼はあなたの王であるから彼を王として（彼に）仕えよ」という啓示が来たのです。

　メシヤが歴史路程の各段階を最高の立場で完成し、全歴史路程を横的に通過した時、初めてメシヤとして夫、王の位置に立つことになり、今度は女性のほうが、男性の前に僕の立場から完全に服従していかなければなりません。しかし彼女は、先生を王として侍ることを願わなかったのです。むしろまだ僕として使うことを願ったからです。それが原理を知らなかった彼女には最高の立場に思えたからです。

（ユダヤ教の失敗の様相がキリスト教の失敗の様相と同時性で重なったように、メシヤの前に立った女の失敗も同じようにお母様が蕩減しなければならない立場にあります。つまり、お父様はお母様に対して僕の僕から侍り、段階的に上がるようになって勝利され、主管性転倒を復帰しました。そして今度は反対に、お母様がお父様に絶対服従する立場に立たれたのですが、これができなかったのです。その結果が、主管性転倒式であり聖和になったとみています。）

　イエス様も初めは、洗礼ヨハネから祝福を受けて侍る立場でしたが、一度主管性転倒を復帰してその段階が終わると、完全に主体は逆転します。再臨主においても、僕の段階を完成して主管性転倒を復帰すると、完全に女性を主管し、命令する立場に立ちます。