文先生は、40年前の1972年に、2012年の聖和を暗示することと、顕進様と亨進様が見えてくる御言葉を語られていました。それが、下記の御言葉です。

　先ずは、注釈なし・原文をお読みください。そのうえで、次に注釈入りをお読み頂ければ、その暗示が理解できると思います。

文鮮明先生御言選集 55　（書籍）

　メシヤが成すべきこと　　　1972年5月9日　韓国　中央修錬所

注釈なし・原文

　ここでエバと同じ形式に合わせるために、子供が生まれる時、ゼラという兄が先に手を出しました。そこで赤い紐を結んであげたのです。これが終わりの日に主が来られる、個人的血統復帰時代と世界的復帰時代を歩む時に、共産党が現れることを予告したのです。

これは四十年でできなければ、六十年の蕩減へと越えていくのです。

分かりましたね。

ゼラが先に手を出して長子になって出てきたという条件を立てたけれども、その身は出てくることができず、ペレヅという弟が追いかけて出てきたのです。ペレヅという言葉は「追しのけてきた」ということなのです。そうして二人は母の胎中から既に交差することのできる天の基盤を整えて生まれたのです。先に出てきたほうが支配するようになっているのです。

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注釈入り

　ここでエバと同じ形式に合わせるために、子供が生まれる時、ゼラという兄が先に手を出しました。そこで赤い紐を結んであげたのです。これが終わりの日に主が来られる、個人的血統復帰時代と世界的復帰時代を歩む時に、共産党が現れることを予告したのです。

これは（※1）四十年（＝1945+7＝1952　⇒　1952+40＝1992）でできなければ、六十年（＝1945+7＝1952　⇒　1952+60＝2012）の蕩減へと越えていくのです。

分かりましたね。

（※2）ゼラ（顕進様）が先に手を出して長子になって出てきたという条件を立てたけれども、その身は出てくることができず、ペレヅ（亨進様）という弟が追いかけて出てきたのです。ペレヅ（亨進様）という言葉は「追しのけてきた」ということなのです。そうして二人は母の胎中から既に交差することのできる天の基盤を整えて生まれたのです。先に出てきたほうが支配するようになっているのです。

（※1）「四十年（＝1945+7＝1952　⇒　1952+40＝1992）でできなければ、六十年（＝1945+7＝1952　⇒　1952+60＝2012）の蕩減へと越えていくのです。」

　40年サタン分立路程に勝利された文先生であったとしても、1992年の《　「真の父母宣布」が失敗　》することにより、40年サタン分立路程にサタンが侵入したことを意味ますから、お父様は、1995年にサンパウロ宣言と共に第二次40年サタン分立路程を発表されました。

　つまり、一次の失敗により「四十年」でサタン分立が完成できなかった為、「六十年の蕩減へと越えていく」ことになりました。

　その六十年の「越えていく」年が、文先生が聖和された2012年であったというのです。この六数はサタン数ですから、文先生がサタンの要素全てを引き受けられ、失った六数を総蕩減されたのが聖和であったと思われます。

　そして、この聖和により、《　総蕩減が完了　》し、それによって、アダムの再創造摂理《　①　②　③　④　》が完成したことが御言葉から理解できます。

まさに、お父様の聖和はイエス様の十字架の死の摂理的シチュエーションと同時性であることが分かります。

次に・・・

（※2）「ゼラ（顕進様）が先に手を出して長子になって出てきたという条件を立てたけれども、その身は出てくることができず、ペレヅ（亨進様）という弟が追いかけて出てきたのです。ペレヅ（亨進様）という言葉は「追しのけてきた」ということなのです。そうして二人は母の胎中から既に交差することのできる天の基盤を整えて生まれたのです。先に出てきたほうが支配するようになっているのです。」

　この御言葉は、文先生が聖和された後のことを象徴的に語られたものと思われます。まさに、旧約聖書と全く同じことが起こったのです。

　つまり、顕進様と亨進様の二人の子女様が登場し、「先に出てきたほうが支配するようになっているのです。」と、最終的にペレツ（亨進様）が支配すると語れた御言葉だと思われます。

六千年の歴史的に加算されてきたカインアベル問題が、お二人に降りかかっているのですから、一朝一夕で終結することは困難であると思います。