真の御父母様の生涯路程10　第三節　二　

　それゆえに、お母様自身が、歴史時代において数多くの女性たちが誤ったすべての内容を背負っていくときに、その十字架を背負ったことに対して恨んではいけません。感謝しなければなりません。難しいそのすぺての事情を感謝しなくてはなりません。

先生がいなければ、お母様も行くことはできません。先生がすべて保護するのです。昔（1960年）、エバ（第一夫人）を保護しなければならなかったアダム（お父様）は、（アブラハムの典型路程、妾摂理の為に）そのようにすることができませんでした。

祝福家庭と理想天国(1)　祝福と理想家庭　　第六章　第一節　5.　

　聖婚式以後、（※1）最初の七年間は、お母様を育てる期間として天的な家門と家法（「アブラハムによるイエスの典型路程」と妾摂理の蕩減法）に従った教育をしてきました。先生はこの期間、夜も寝ず、ずっとそのことのために祈祷しました。

お母様もよく気づかないうちに、このようにして、堕落の結果として失ってしまった神様の娘と、その相対基準と、真の父母の基準、（※2）この三つを実体として復帰しました。これは堕落した人間始祖の後孫であれば、誰もが行くべき道なのです。（26）

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　（※2）の「この三つを実体として復帰しました。」について補足しておきます。

　「この三つを実体として復帰しました。」というのは、あくまでも、（※1）の「最初の七年路程」になります。

　問題はこれ以降です。

　お母様はこの復帰の基準をお父様と共に縦横の八段階を超えて勝利しなければなりませんでした。

　しかし、天聖経によりますと、1992年の真の父母宣布の時、天宙的洗礼ヨハネの使命を担っていたお母様が世界基準において再臨のメシヤであった文先生と一体となることができず、真の母の位置を復帰することができませんでした。