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2⃣お母様が、原理を知らなかったからできた65回の世界講演ツアー（1996-1997）
あまりにも重要な内容の考察です。
初めて、『祝福家庭と理想天国(1)』「救援摂理史の原理観」が明らかになりました。
必要に応じて、クリックしてお読みください。
《 この枠内は、昨日の記事の抜き出し 》
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それでは考察に入ります。
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下記の御言葉〔A〕の 3 からも分かりますように、「アダム」と言われるお方は三人おられます。最初のアダムと、第二アダムのイエス様と、第三アダムの文先生になります。
この御言葉はこの「人間始祖アダム、エバ」が誰のことなのかが分かるように、わざわざ、ヒントを与えているものと言えるのです。
御言葉〔A〕 祝福家庭と理想天国(1)
「真の愛を中心とした真の家庭と真の宇宙」（家庭が円満になるメッセージ） 1997.8.10 韓国ソウル 新羅H
1 「救援摂理史の原理観」と「宇宙の根本を探して」というメッセージです。❶※1-1現代においては男女問題と家庭問題、そして青少年問題が絶対的に解決されなければなりませんが、この二つのメッセージは、その根本的な解決方案を提示しているのです。
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2 一番目のメッセージの主題は、「救援摂理史の原理観」です。その内容を要約すれば、神様を中心として結婚し、真の父母になることです。第一次アダム家庭でアダムが失敗して堕落したので、第二次アダムとしてイエス様が来られて、これを国家的な次元で復帰しなければならないということです。
3 第一次アダムは堕落したアダムであり、メシヤであられるイエス様は、第二次アダムとして来られたのです。しかし、❷※1-2イエス様が真の父母の家庭を築くことができずに約束だけして亡くなられました。それゆえ※1-3第三次アダムが再び来られ、世界的基準で真の父母の使命を償い復帰しなければならないのです。これが、第三次アダムとして来られる再臨主の使命です。したがって、旧約時代、新約時代、成約時代を完成するのです。そして、❸※1-4人類救援の根本問題が、血統復帰であるという事実も明らかにするのです。
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ここからが本日の考察です
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上記の※1-1、※1-2、※1-3、※1-4に対する考察を以下で行います。
（1）※1-1 「現代においては「男女問題」と「家庭問題」、そして「青少年問題」が絶対的に解決されなければなりません」・・・とは？
この天の摂理は下記の御言葉〔B〕が基本軸になっていることが大前提になっていますから、この「男女問題」「家庭問題」「青少年問題」という問題は、この世の社会的問題を言っているのではありません。あくまでも、世界の中心であり、摂理の中心であるお父様とお母様から、そして、子女様からなる中心家庭と、統一教会（家庭連合）の祝福家庭の内的な問題のことを言っているのです。そして、これ等の問題は、二次的、広義的にみて、世界の問題にもなります。
下記の御言葉〔B〕の中で、文先生は「縦的歴史を横的に、実体的に展開しなければならない」と語られていますが、ここで重要な観点は、統一教会、家庭連合の中心は、1992年以降、文先生が再びメシヤの位置に戻られる時が到来した為、お母様が中心になっていることです。
そして、文先生は、お母様の責任分担が残されていた時代においては、お母様とお父様の堕落の真実を伏せられて来ましたが、責任が果たされず、猶予期間が終わりに近づいてきた為、摂理延長の真意を後世に残さなければらない為、初めて、中心家庭に展開された「内的な真実（摂理）」のあらすじを、この御言葉「救援摂理史の原理観」で隠すことなく明らかされたのです。
大きな驚きなのですが、この時代は、お母様が洗礼ヨハネの使命を成さなければならない時代を迎えたことから、それまで洗礼ヨハネの位置にあった文先生は、お母様を先頭に立てられ、世界の指導者たちに向かって、なんと、23カ国、65回の講演ツアーを敢行されたのです。
この御言葉の真意を知ることができれば、中心家庭の真実と家庭連合の混乱の原因であった核心が見えてく来ます。（まさに、文先生は、メシヤであります。）
さらに驚くことは、お母様は（一週間断食もさせず、原理を学んだことがなく）このメッセージの意味を全く理解してないことです。つまり、お母様は、原理を知らない為にできた講演ツアーであったのです。この講演ツアーでお母様は、自らの堕落が如何なるものであったのか、そして、お母様の堕落に文先生がどのように関わられたのか、そのあらすじを世界に向かって明らかにされたのです。
もし、お母様がお父様から御言葉の真意を教えられていたなら、この内容では講演ツアーは実現していなかったかも知れないのです。
もちろん、文先生が執筆されたメッセージをお母様が読み上げたものです。中心家庭にあった問題の核心を知れば、曖昧であった多くの御言葉の真理性と統一性が、一層、明らかになります。
新約時代の出発の御言葉がアダムとエバの堕落を記した聖書であったように、第三アダムの文先生とお母様の堕落が語られている御言葉（天聖経も）が成約時代を出発する聖書となったことが分かります。
（注意・・・第一アダムとエバの堕落は神様を裏切った堕落でしたが、これに対して、第三アダムとエバの堕落は神様に帰る為に起こった、事実蕩減という、必然的な摂理であったのです。
なお、後述しますが、文先生の堕落は原罪を持ったということではありません。）
御言葉〔B〕
天聖経 真の父母 六 五）
「では、今日統一教会の使命は何であり、統一教会に入教した皆さんは、どんな立場にいるか？ 先生を中心としたこの統一教会に呼ばれてきた皆さんは、悲痛な六千年の縦的歴史を横的に、実体的に展開しなければならない立場にいるのです。」