文先生が「堕落したアダム」となった理由(天の血筋を持たれたアダムであることには変わりない)
文先生は御言葉の中に、ご自身を「堕落したアダム」「アダムの堕落により・・」「偽りの父母」「堕落した父母」と語られている。
これまで私たちは、このような言葉を文先生のことであると理解してこなかった為、御言葉の解釈に ”揺れ” や ”不透明さ” が起こり、そのうえ、原理講論と合わないことが多くあった。その為、本来の統一原理のパラダイムが虫食い状態になってしまった言えるのである。
しかし、これ等の言葉が、文先生のことを言っていたことが分かることにより、 ”揺れ” や ”不透明さ” が解消し、反対に、原理講論と整合性が取れるようになり、原理本来のパラダイムを取り戻すことができるようになるのはこの為である。
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文先生が「堕落したアダム」となった理由
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それでは、文先生がご自身のことを《 堕落したアダム 》と言われている理由は次の二つである。
第一、文先生はキリスト教の失敗と第一夫人との離婚により、復帰摂理歴史の蕩減の基台を失ってしまった。その為、《 先生が洗礼ヨハネの立場 ① ➁ ③ 》に立たざるを得なかったことにある。
サタンと戦う為の蕩減法である先生の蕩減路程が、とてつもないハンディとなる《 非法的な愛による蕩減法 》であったとしても着手せざるを得なかったこと。特に、勝共運動をとおして共産主義と壮絶な戦いであり、もう一つは、日本の経済活動があった。この二つの活動は共産主義との激しいつばぜり合いが長い期間に渡って展開された。
非法的な愛による蕩減法は、堕落圏にあっての蕩減法である為、先生は堕落したアダムという立場に立っていたことを意味している。
第二、お母様の蕩減の環境づくりをしなければならなかったことにある。この蕩減もやはり、第一と同様に、非法的な愛による蕩減法によるものであった。
第一夫人、第二夫人を失った蕩減はお母様に縦的に加算されるようになった。その為、サタンが有利な条件を持っていた環境の中で、先生は、お母様に対しても《 非法的な愛による蕩減法 》で《 アブラハムの典型路程 》と、さらに、17歳という幼いお母様に対して、勝利的エバとして蕩減復帰する為、先生は、レアとラケルの二つに裂いた《 妾摂理 》が展開された。
このような摂理を展開する立場が、即ち、堕落したアダムとしての先生であったことをはっきりと知り、そのうえで御言葉を読むようになれば、命の御言葉の深淵さを一層知るようになる。