《 ⑩-2 》「星」(黙 1:20)とは・・・黙示録の「御使」とは、聖賢者たちも含めて、私たちの先祖のことである
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「星」とは「御使」のことであり、私たちの「先祖」のこと
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黙示録に登場している「御使」は、天使のことだけを言っているのではないことの根拠となる御言葉〔A〕〔B〕を紹介する。
この御言葉からしても分かるように、黙示録に沢山記されている「御使」は、実は、天使だけのことではなく、これまでの聖賢者たちも含めて、私たちの先祖であるということになる。
まさに今は、霊界の先祖たちがこぞって地上に降臨している時代と言える。そうなれば当然、サタン、悪霊たちが先行するというのが原理基準であるから、その恩恵を受けて一時の平和を味わっている家庭連合は、そう遠くない時に審判を受ける時がやってくる。黙示録はそう預言している。
〔A〕
天聖経 人間の生と霊魂の世界 第二章 二 4.
本来、霊界は家庭が入っていかなければならないのですが、家庭がありません。イエス様も夫婦生活をしていない独身です。聖人の孔子、釈迦、マホメット、王達はどうだったのでしょうか。全て天使長圏の子孫なのです。相対理想がありません。
〔B〕
天聖経 人間の生と霊魂の世界 第二章 三 3.
先祖は、皆様より先に生まれたから天上天使です。先に造ったのは天使と同じで、私はアダムと同じなので、自然に天上の位置にいる先祖は、今アダムとエバの位置にいる子孫を後援する事が原則に成るというのです。ですから易しいのです。しかし、地上で築かなければ成りません。霊界でするのではありません。心情圏は地上で築く様に成っているのです。
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自分の父母、先祖が天使長でしょう。しかし今は、神側を滅ぼす天使ではありません。堕落した世界を滅ぼす天使、蕩減復帰の原則によって反対の立場で、昔と違って天を滅ぼす位置ではない神側の天使長の使命を果たして、自らの子孫、アダムと同じ立場の者を協助してあげるのです。霊界にいる霊人達が協助する、その様な事が起きるのです。その様にする事によって、その霊人達も地上人の様に越えて行く事が出来るのです。
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これから皆様は祈祷して下さい。「先生のみ言とともに、善霊は再臨して、この地上にいる悪の子孫を、善の貴方の懐を通して天国に導いて下さい」と命令すれば、その命令が可能な時代に入るというのです。私達はアダム時代圏内で生き、霊人達は天使世界圏内で生きるので、アダムの為に天使が協助すべき原理原則があるので、動かざるを得ないという結論がしっかりと出てくるのです。
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天国は真の父母から始まる様に成っているのであって、今迄の堕落した子孫によって始める様には成っていません。アダムを創造する時、天使世界の協助を受けたのと同じ様に、再創造も霊界から降りてきて全て地上に協助しなければ成りません。そうでなければならない様に成っているのです。原理がそうではないですか。復活原理がそうでしょう。復活原理がそのまま結果に現れてこそ「真」と言うのです。ですから、霊界が先生に対してどれほど喜ぶでしょうか。