「天地開闢」とは???
祝福家庭と理想天国(1)
祝福と理想家庭
「天地開闢」という言葉があるでしょう。
何が天地開闢でしょうか。私はこう思います。息子がその父の前で父となることが天地開闢だと見ます。この世にこのようなことが起こり得るでしょうか。
したがって、メシヤの前に孝子はヨセフであり、孝女の中の孝女はマリヤであり、メシヤの前に忠臣はヨセフであり、メシヤの前に忠女はマリヤがならなければなりませんでした。イエス様のために死ぬとすれば、先に死ななければならなかったのです。そうなっていたら、弟子は要らなかったでしょう。
ところが、イエス様はすべてを語れずに逝きました。
父が子にすべてを語れずに逝きました。
・・・・・
天地開闢という言葉があります。
天地開闢とはどういう意味ですか。
国がひっくり返り、世界がひっくり返ることが天地開闢ですか。とんでもありません。
母が娘になり、娘が母になることが天地開闢です。
それ以上に天地が開闢することはあり得ません。父母が子供になり、子供が父母になること、これがまさに天地開闢なのです。びりが一番になり、一番がびりになること。前進する時にはびりでしたが、「後ろを向け」と言ったらどうなりますか。これが復帰、つまり天地開闢です。
天地開闢は、一度起こらなければなりません。
そして父が息子になり、息子が父にならなければなりません。では、おじいさんは何になりますか。孫になり、ひいおじいさんはひ孫になります。
統一原理から見ると、歴史上、一番最後の孫は誰でしょうか。
アダムです。後で生まれたのが、最後の孫ではありません。先祖です。つまり後代は孫ではなく、先祖なのです。分かりますか。
これが天地開闢だというのです。(156)