ほふられた小羊

1. お父様が地上で成される最終目的は『アダムを再創造』することだった。
2. 『アダムの再創造』に必要な条件はお母様がお父様を主管する『主管性転倒式』という摂理だった。
3. 『主管性転倒式』とはお母様がお父様を主管することによって成された『聖和』である。
4. 『聖和』によって『アダムの再創造』が完成した。
5. お母様が絶対信仰の基準が立てることができないことを予め知っておられたお父様は、
 神様王権即位式の前日に「死の前倒し」という条件をもって即位式を挙行された。
6. その為、神様王権即位式以降から12年の延長期間のお母様はサタン側の堕落したエバの立場に立つことになった。
7. 12年の延長期間において、お母様は信仰基準を立てることができないことから、お父様は真の相対(新婦)を失うことになり、自ら聖和された。
8. イエス様の死が摂理の大転換となったと同じように、この『聖和』が摂理の大転換点のとなっている。
9. お父様の七年の大患難時代(2013-2019)が今年で終わります。そして、コロナ災禍で始まり、ウクライナ問題の真っただ中にある2019-2025年までが世界的蕩減時代になっています。さらに、2025-2031年までが世界的贖罪時代となります。そして、これ以降、お父様がこの地上に臨まれる時代圏が到来しようとしています。
 さらに、お母様が80歳以降に入るとお母様の終焉が迫っています。

文亨進様世界会長就任式のみ言  2008年4月18日

文亨進様世界会長就任式のみ言  2008年4月18日 


み言は、ファミリー2008年6月号に収録された日本語訳からの引用ですが、み言選集588巻に収録された韓国語版と対照し、訳落ちおよび誤訳部分は修正し、茶色または赤色で表示しました。


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「文亨進様世界会長就任式での御言と祝祷」

天地人真の父母様の御言 天一国八(2008)年四月十八日、韓国天正宮博物館



わたしがあいさつしなければなりませんね。そのままでいてください。

(全体が真の父母様に敬礼)


韓国的であり、さらには世界的であり、さらには天宙的な美しい若い男性、若い女性が立っていると思いながら、誇りうるそのかたたちが、わたしたちの家庭の将来の柱になり、この人の前に孝子、忠臣、聖人、聖子の道理が成立することを希望し、願う中で、期待する以上の心を皆さんが持つことを父母様の立場は願っているので、そのようなみ旨が早く成し遂げられるように後援してくれることを、懇切に、懇切に、懇切に願います。アージュ。(拍手)


祝祷とは何かといえば、言葉だけの祝祷をしてはいけません。内容の祝祷と共に、三時代の形象的、そして実体的、中心核の三時代、旧約時代、新約時代、成約時代、蘇生、長成、完成、このすべてが、そのような内容の基盤を中心として連結されており、因縁が結ばれており、関係が結ばれていれば、理想的愛の相対的世界を抱くことができ、それを消化することができる人たちになり、万事亨通できる歴史的な代表者になることができることを通告してあげます。


ですから、ここで父母様がすべてのものを伝えてあげようと思うことの中で、まず伝えてあげたいと思うものが何かといえば、み言です。歴史的なみ言、父母様が愛したみ言、父母様を中心として神様が願ったみ言です。そのみ言は、み言としてのみ言ではなく、み言が核から実体、形状、対象圈まで連結されているというのです。


神様が願われた希望のみ言、父母様の希望の基準を中心として実践したみ言、このみ言の代身者になりなさいと伝えてあげたのです。そして、そのみ言の主人となったみ言だけではなく、その内容に入っていけば、そこには、「勝恨成就」という言葉があります。皆さん、米国のイースト・ガーデンに行けば、最初のドアを開けて入っていくと(掛けられている揮毫は)「勝恨成就」です。

だれの恨を解くのかといえば、神様の恨です。根の恨と幹の恨と芽の恨です。三時代の恨、旧約時代の恨、新約時代の恨、成約時代の恨、そして、これから皆さんが、第四次アダム心情圈の恨の峠を越えていかなければならないのです。


以前から、統一教会の教会員たちが越えるべき峠は、もちろん、先生の実体を中心として何でも一体になることのできる道を歩んできましたが、先生に合わせて一緒に第四次アダム心情圈の峠を抱えていくべき期間です。皆さんが、永遠にわたって行くべき四次心惰の峠に生まれ、そこで暮らして……。その世界に暮らしながら、神様を中心として代身者になり、相続者になることのできる所願成就の万事亨通の基盤が実体の峠を越え、皆さんが永遠に一緒に暮らすべきその世界が第四次アダム心情圈の世界です。


神様がエデンにおいてアダムとエバに対していた、そのような希望の息子であり、代身者になることができ、相続者になることができる、その息子、娘を願っていたすべての内容を、堕落することによって失ってしまいました。そのようになることによって、偽りの血統になったのです。偽りの形状の時代になりました。偽りの実体の世の中になりました。偽りになったので、神様ご自身が立つことができず、暮らすことができず、耐え難い受難の王になられたという事実です。それがだれかといえば、わたしの父だったのです。


十六歳までは希望を抱いてきましたが、その中間で、締めてあった綱が切れて、それをつなぎ合わせようにも、つなぎ合わせることができないのです。それは神様の仕事ではないのです。創造の理想が残されたものがありません。これをつなぎ合わせるべきなのは、……。真の父母となるべき者が真の父母の位置を離れてこのような世の中をつくったので、神様の恨まで解いてさしあげ、解放するためには、(再臨の)真の父母が来て解いてあげなければ、永遠に解放がありえない歴史になるというのです。皆さん、そのことを知らなければなりません。


通りすがりの客、通りすがりの友人、通りすがりの師、通りすがりの父母が語るのではなく、彼らが知ることのできない気高く貴い天地の大主人である父なる神様、主人なる神様、師なる神様、父母なる神様を知り、第四次心情圈世界に無限に展開されうる大宇宙と関係を結び、恨を解いてあげることによって、神様が、「わたしたちの家で永遠に幸福に暮らそう」と.言わなければなりません。神様を追い出すことができない立場に立つのです。そして、神様が暮らそうという心の余裕を持っているので、孝子と忠臣、聖人の大王陛下が、千代万代、高い位置に上がっていっても、さらに行くことができ、越えていくことができなければなりません。


そのような平和の境地が、理想郷が待っているという事実を知るようになるとき、第四次アダム心情圈はだれもが皆、越えていかなければならない宿命的な課題であるということを感じながら、今の生活が問題ではなく、霊界と連結され和合することのできる核の位置に立つようになるというのです。

そのとき、皆さんが、先生を中心として一緒に入っていくことができなければ、先に行った先祖たちも、そこから再びこの地に来て、七年間、修練を受けなければなりません。


そして、そのような原則を知るとき、皆さんも、この地に残された最後において、七年艱難時代、七年蕩減時代、七年贖罪解放時代を経なければ、その本然の世界において、一緒に同調し、一緒に協調しながら暮らすことができないというのです。神様が理想型として願っている超越的な第四次アダム心情圏世界の代身者となり、王者になれる皆さん白身を慕いながら、霊界の実相において、皆さんたちが輝く太陽になり、星にならなければなりません。すべての万物も、神様がそのような希望と理想のものとしてつくられたので、このような愛の心情を持ってそれを願っているのです。


皆さんは、先生と一緒に入っていったその天上世界において、神様が願う希望と被造物が願う理想と希望の日々と世界に合わせ、成し遂げることができなかった希望のみ旨を持っていくべき宿命的課題が待っていることを、忘れないことを願います。


それで、この息子と娘を代わりに立て、わたしが与えたいと思うものは、み言であると同時に、実体です。

それと同時に、これから残るべき天上世界に行って、第二次的な幸福者になり、解放釈放の王者になるためには、第四次アダム心情の世界を知らず、実現できなかったので、その世界まで相続しうる息子の位置、代身者であり、相続者にならなければならないのです。相続者の世界があることを知っている皆さんにならなければなりません。


この世の中は一瞬です。過ぎていくのです。その過ぎていく世界と関係を結ぶべきものが、何かありますか? ここで結んだ、世の中の因縁を中心とする師や王権というあらゆるものは、すべてなくなるのです。この世界で躊躇せずに、神様が対される最後の峠を越え、勝者の代身者になり、勝者の相続者として、四次心情の根の核の位置を相続し、天をお迎えすることのできる第三解放の心情世界に、皆さんは行かなければなりません。真の父母もその道を行きますが、皆さんも蕩減して、心情世界に準備した二次的なカイン・アベルの境界線を、力強く越えていくべき道が残っていることを知らなければなりません。分かりますか?


ですから、この場でみ言の内容を与えますが、父母様が行った実体を、行動することのできる実体圏を渡してあげるのがこの場です。もちろん、み言も貴く、父母様の事実も貴いのですが、神様の事実の心情圏を越えて余りある代身者、王子王女になる、相続者になるという信念を持つことをお願いします。分かりますか? (「はい)

そのような意味で、これを伝授するのです。

ですから、この息子、娘たちがこのみ言と一つになった実体圏なので、協助してあげなければなりません。(「はい。温かい柏手で……」)。すべてのものをすべて……。

来てください。

ここに手を載せなさい。手を載せるのです。お母様の手……。

さあ、代身者の権威と相続者の権威を代表する三時代の天地が、この場に参席して祝福してくれることを理解することを願いながら……。


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〈祈祷〉

天のお父様。

静かな夜の時代を迎えました。万物が眠り、万物が体むことのできる夜の時代が訪れてきます。タ暮れが過ぎ、十二時が訪れてくるとき、明日の輝く希望と所望の王権の相続者の権限を持って訪ねてこられる真の父母、真の師、真の王がいるという事実を知リませんでした。お父様。


統一教会に残されるべきものはひとつもありません。過ぎし日のすべての事実は、流れていきます。今からわたしたちが生きるべきは、神様と真の父母様を中心として、エデンにおいて一つの家庭の基盤を持つことができなかったので、それをわたしたちの家庭で受け継ぎ、おささげしてさしあげなければなりません。それは、神様の責任でもなく、真の父母様の責任でもなく、わたしたちの責任として残っていることを知っております。


蕩減条件を立てることができるすべての基盤、真の父母様が、死力を尽くし代身者と相続者の権限を持って、大韓民国の前に、個人の主人となるに恥ずかしくなく、祝福を受けた家庭の主人となるに恥ずかしくなく、国を治める師の立場の主人となるに恥ずかしくない、真の父母の勝利的祭壇を相続したことを知り、腹中から産まれる赤ん坊から堕落の影が入ってきたことを絶つために、腹中の胎教時代から、神様が地上で父母である私たちよりももっと精誠を込めて育つことを祈り、保護し、育てる父母の時代を迎えて、再び世界を抱いて解産の苦労をしなければならない真の父母の解放釈放の相続権を受け継ぎ、忠孝の道を受け継ぐことのできる息子、娘となるよう、許諾してください。


ここに文亨進、李妍雅、ふたりの息子、娘が夫婦となり、きょう父母様の前に立って交代するこの転換式において、真の父母に侍ったように、その侍った位置にすべてのものを代身して迎えることができ、代身者、相続者の権限を受け継ぐこの場となるので、エデンにおいて堕落していない息子、娘を祝福してあげ、感じることのできなかった心情圏を再び受け継ぎ、第四次アダム圏の理想天国の時代として、解放釈放を自分の主張どおりにすることができ、神様を中心として万事を治めることのできる時代へ進入することのできる時代まで連結してくださることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。


ふたりの息子、娘が真の父母の代身として相続する権限を教えてあげることが、簡単ではないことを知っている真の父母は、残された長くない生涯の最後において、彼らがあらゆる精誠を尽くし、万国の万民の前に、行くべき道はこうであるということを教示できる一つの代身ポイントとなり、代身相続のポイントはああでなければならないということを各自、各家庭が悟り、各自の幼児時代から生涯、億万時代を越えても変わらない一心一体の代身者となり、勝利の王権、勝利の神様の自主権天国を受け継ぎ、解放、贖罪の天国の息子、娘として誇ることができ、息子、娘として自ら抱いて愛することができる、この亨進家庭となるよう、許諾してくださることをお願い申し上げます。


三代で、信俊という子女を中心として、父母様も、父母も、統一家が一つの心で因縁が結ばれ、関係が結ばれるすべてが、この子女たちから新時代、四次息子の心情圏の峠を越え、父母たちの責任、国の責任、世界、神様の責任まで加重したその峠を越えていくにおいて、父母として保護し、囲いになってあげ、自由環境で代わりに相続権限を引き継ぐようにしてあげられる、自由平和の解放的還元の園となるよう、許諾してくださることを懇切にお願い申し上げます。


霊界は、カインとアベルに分かれたものを、弟、興進が今まで主張し、父母様と共に相対的世界を備えてきましたが、今、孝進が逝くことによって、先祖世界の未知の環境にいる彼らを、興進君が治められなかったものを、兄の立場で、深天開放苑忠孝開門主の名をもって真の父母様の内外のすべてのものを備えて天上世界に行き、治められなかった興進君の立場が、兄と一つになって一体圏を成し、地上再臨を促進化させうる祖国光復の時代に向かって展開するこの全体の上に、霊肉界が一致して和勤し、統一と解放と愛の綱をもってこの峠を越えることができるよう、許諾してくたさい。


そうしてこそ、神様が彼らと共に訪ねてきて、この地上でご自分の主張どおりにできる真の父母の栄光を現し、真の子女たちの未来の栄光を十分に現し、主人となられ、王の中の王となって治めることができますので、全体、全般、全権の主人の王として君臨できるように準備し、日時を短縮し、早めてくださることを、真の父母は、懇切に、懇切に、懇切に願い、望みながらご報告申し上げ、このふたりの息子、娘が行く未来を、お父様が受け持ち、指導してください。アージュ、アージュ、アージュ。

旧約時代、新約時代、成約時代、第四次アダム心情圏世界の王権を樹立することのできる家庭的夫婦となられることを祈ります。アージュ。(拍手)


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がんばってください。

さあ、これで終わりました。これから皆さんが、第四次アダム理想の心情世界で暮らすためには、所有権を完全に清算しなければなりません。この峠を越えるためには何ですか? エデンにおいてアダム・エバの所有権がありません。分かりますか? 自分の所有権があってはいけないということです。


今回、行動で処理してくれることを願います。このことのために、今まで先生は、備蓄資金を集めておいたのに、もう一銭もありません。先生の名前になっているものはひとつ残らず分けてあげました。先生は、お金があれば、実体ですべてまいて、分けてあげました。先生が持って暮らしていた記念になる物も、すべて分けてあげました。何もありません。何もない場で、第四次心情の解放釈放の世界です。


大韓民国が解放されたとしても、監獄が残っています。憲法の基準を立てて残りうる、神様の心情の根の位置に連結されてこそ、解放釈放の天地です。その心情の世界を創建しなければならないわたしたちです。分かりますか? (「はい」)


今日、このことに責任を持っていくべき祝福家庭です。「家庭」と言ってみてください。(「家庭」)。旧約時代の家庭、新約時代の家庭、「家庭」と言ってください。「家庭」と言うのです!(「家庭」)。その次に、成約時代の家庭。(「家庭」)。第四次心情世界の家庭!(「家庭!」)その場まで行かなければなりません。


このことのためには、自分にある所有権、自分の前の象徴的な存在、形象的な存在、実体的な存在に、自分のものはありません。真の父母のものにならなければならないのです。真の父母のものになる前に、真の兄の所有になり、真の父母の所有になり、真の神様の所有になり、解放天上の真の父母、真の師、真の王の位置に越えていける、その位置に行かなければなりません。


どれほど素晴らしいですか? これは、空想ではありません。その道を行くべき現在の皆さんが、準備するにおいて、博士コースを行こうとすれば小学校から準備するのと同じように、よく準備して、先生が越えていくことのできる峠についていき、いつでも同参することのできる皆さんとなり、福を受ける子孫たちとなることをお願いします。分かりますか?


「相続権」と言ってみてください。(「相続権」)。相続があれば引っかかります。それで、夕になって、夜において正午定着です。影がありません。真夜中にも、堕落のなかった天の本然の太陽の光が照らされ、影のない解放天国の水平世界と垂直世界を立てていかなければならない、祝福の最終目標が残り、待っていることを知って、その道を行き、急ぐにおいて、自分の個人的なものを投入、一族のものを投入、国のものを投入、世界のものまですべて投入し、さらに投入することのできるものを学んででも、創設して、投入していかなければならないという心を持っていこうと決心しなければなりません。

そのような決心をもって、このふたりの夫婦の新たに任命された……。


これは開放時代です。三十歳です。イエス様の三十代……。先生が平壌に行き、三十代を中心として宗教界を掌握しようと闘っていたその時であるというのです。そのときは、家庭を連れていくことができませんでした。家庭があったら、どれほど大変であったか分かりません。そこから家庭が一つにならないことによって、家庭は、父母と故郷を離れるようになり、愛する妻と共に暮らすことのできる環境を放棄し、これを再び築くための受難の道が、八十八歳まで、八十九歳まで越えてきました。そして、このような第三段階の八数を踏み越えていくことのできるこの朝が連結されたという事実を思うとき、幸福な時代を消化することのできる皆さんとなり、どうか、その消化することのできる福を相続して余りある代身の代役者となってください。

そのような心で一つになるという人は、両手を挙げ、支えて抱く心で天の前に誓わなければなりません。

(拍手)

万国に天の祝福があることを、懇切に神様の前にお願い申し上げます。アージュ。

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