「自然死」は大嘘である。これに固執する者はお父様から遠ざかってしまうことになる。これは私が勝手に言っていることではない。「平和の主人　血統の主人」にも「黙示録」にも、お父様は殺されたと記しているからだ。

　亨進様はお父様の死を「自然死」であったとしている。これに対して、顕進様までが沈黙（？）して語らずだから、黙認していると思われる。実に、不思議なことが起きるものである。家庭連合と分裂している亨進様と顕進様は、どうしたわけか、お父様が安楽死させられたことを隠して、お母様同様に「自然死」として一致しているのだ。

　

　「平和の主人　血統の主人」にも、「黙示録」にも、お父様は殺されたとある。これに砂をかける者はお父様の心情に砂をかける者になってしまうから、見方によっては、もう一度お父様を殺害することを意味しおり、お母様が自分の為に都合の悪いものを削除した八大教本の改竄と変わらなくなってしまう。このまま時を過ごせば、家庭連合と同様に審判を受ける日が来ることを懸念する。

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何故この「自然死」を問題視するのか？
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①　お父様は文家だけの家庭的次元のお方ではない。お父様は天の摂理によって神様が送られた再臨主であるからだ。
　その再臨主がイエス様と同様に、サタンの手によって殺されたのだから、いななる理由があろうと、お父様の死を「自然死」とすること自体、神様とお父様の爆発する悲しみに蓋をする蛮行であり、人類歴史に記憶される悪になってしまう。

②　現状を見る限りにおいては顕進様も亨進様もお父様の聖和に対する摂理的意義について全く理解していないとしか言いようがないからである。

　家庭連合のお母様がご自身の罪を隠す為に、お父様は天寿を全うされたと言っているのなら、この嘘は他の多くの嘘と同質であるが、家庭連合とは決別したはずの亨進様と顕進様までも、お母様と同様に、安楽死を隠して「自然死」とするなら、それが一体何を意味しているのだろうか。

　本来なら、亨進様と顕進様はヨシュアとカレブとなって一体となり、お父様を聖和させたサタンに対する敵愾心を熱い炎となって燃やさなければならないはずだ。そして、人類を代表した立場で、お父様を聖和に至らせた罪を悔い改めて先頭に立たなければならないはずだ。
　ところが、現実のやっていることは悔い改めとは反対のことをやっておられる。常に、他を批判して自己を正当化することに奔走するという、本来あるべき姿から遠いところにあると言わざるを得ない。
　お二人とも、お父様を聖和に至らせた罪を悔い改めることができない為に、聖和の意義と価値を語ろうとしても語ることができず、三者が三つ巴になって、内に向かっては、後継者は私だと主張し合って信徒にそれを受け入れさせ、外に向かっては、信徒たちが共に石を投げ合うことを幇助し、この様な姿が延々と続いていることは、再びお父様を聖和に至らせることであり、これ以上の天の悲しみはなく、このままの三者では縮小こそあれ、リバイバル運動は困難であると言わざるを得ない。

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お父様の聖和の意義を知ることが最優先的課題である
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　このブログは亨進様なのか？顕進様なのか？どっちつかずで気持ち悪いと、この記事を読んで不快感を持たれた方が多いのではないかと思う。
　しかし、冷静になって、お父様と原理の立場に立って、お父様の聖和を考えれば新しいステージが見えてくるはずだ。この新しいステージが見えてくるようになれば、共に石を投げ合っていることが如何に愚かであるが分かって来る。
　もし、この新しいステージを知らずしてこのまま突き進むなら、イエスが語られた「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。（ルカ19:40）という心境に誰もがなるだろうと思う。このブログはその一つの小さな叫びに過ぎない。

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原理講論を紹介する
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　この御言葉はお父様が聖和された意義を尋ねながら読むことによって新たなステージが見えてくることを知らなければならない。
　このブログで、黙示録はお父様が「刺しとおした者たち」に殺されたところから始まっているとした。お父様が殺されたということは、イエス様の時と同様に、人間の責任分担がことごとく失敗したことを意味している。そして、信じられないことだが、黙示録の預言が成就したことを意味している。

　お父様が殺されたという預言が成就したとする「平和の主人　血統の主人」と「黙示録」の座標軸に立って、もう一度、パラダイムを再構築する必要が出てきている。座標軸の前提条件が激変することによって、見えてくるパラダイムが一変してしまうことはイエス様の十字架の処刑の時と同じである。

　下記の御言葉の一字一句を現代に合わせて、咀嚼するように読み進めていくと、言外の言葉が数十倍の言葉となって、お父様があなたに語りかけてこられるだろうと思われる。これが分かる者は幸いだ。何故なら、言外の言葉こそがお父様の語り得なかった真実の言葉だからだ。つまり、原理講論によると、成約時代は御言葉によるペンテコステが起こる時代だと言っているのだから、心霊がお父様を熱く思うようになれば、ペンテコステは必ず起こることになるのである。

　イエス様をお父様に置き換えて、洗礼ヨハネをお母様に置き替えて、十字架を聖和に置き換えて、ユダヤ民族を家庭連合に置き換えてお読み頂きたい。

　原理講論　後編　第二章　第三節　

（三）（1）①　霊的な信仰基台

ユダヤ民族がイエスに逆らうことにより、第二次世界的カナン復帰路程は失敗に終わったので、イエスが洗礼ヨハネの立場で四十日の断食をもって立てられた「信仰基台」は、サタンに引き渡さなければならなくなってしまったのである。それゆえに、イエスが十字架によってその肉身をサタンに引き渡したのち、霊的洗礼ヨハネの使命者としての立場から、四十日復活期間をもってサタン分立の霊的基台を立てることにより、第三次世界的カナン復帰の霊的路程のための、霊的な「信仰基台」を復帰されたのである。イエスが十字架で亡くなられたのち、四十日の復活期間を立てられるようになった理由はここにあったということを知る人は、今日に至るまで一人もいなかったのである。それではイエスは、霊的な「信仰基台」を、どのようにして立てられたのであろうか。

　イエスがメシヤとして現れるときまで、神はユダヤの選民たちと共におられた。しかし彼らが、メシヤとして現れたイエスに逆らいはじめた瞬間から、神は彼ら選民たちを、サタンに引き渡さざるを得なくなったのである。それゆえ、神はイスラエルの民から排斥されたひとり子イエスと共に、選民を捨て、それから顔を背けざるを得なかったのである。しかし、神がメシヤを送られたその目的は、選民をはじめとして全人類を救おうというところにあったので、神は、イエスをサタンに引き渡してでも、全人類を救おうとされたのである。また、サタンは、自分の側に立つようになった選民をはじめとする全人類を、たとえ、みな神に引き渡すようになったとしても、メシヤであるイエスだけは殺そうとしたのである。その理由は、神の四〇〇〇年復帰摂理の第一目的が、メシヤ一人を立てようとするところにあったので、サタンはそのメシヤを殺すことによって、神の全摂理の目的を破綻に導くことができると考えたからである。こうなると、神は、イエスに反対してサタンの側に行ってしまった、ユダヤ民族をはじめとする全人類を救うためには、その蕩減条件としてイエスをサタンに引き渡さざるを得なかったのである。

　サタンは、自己の最大の実権を行使して、イエスを十字架で殺害することによって、彼が四〇〇〇年の歴史路程を通じて、その目的としてきたところのものを、達成したことになったのである。このように、イエスをサタンに引き渡された神は、その代償として、イスラエルをはじめとする全人類を救うことができる条件を立て得るようになられた。それでは神は、どのようなやり方で罪悪人間たちを救うことができたのであろうか。サタンが、既にその最大の実権を行使してイエスを殺害したので、蕩減復帰の原則により、神にも最大の実権を行使し得る条件が成立したのである。ところで、サタンの最大の実権行使は、人間を殺すことにあるのであるが、これに対して神の最大実権行使は、あくまでも死んだ人間を、再び生かすところにある。そこで、サタンがその最大の実権行使をもって、イエスを殺害したことに対する蕩減条件として、神もまた、その最大の実権を行使されて、死んだイエスを復活させ、すべての人類を復活したイエスに接がせ（ロマ一一・24）、彼らを重生させることによって救いを受けられるようにされたのである。

　しかし、我々が聖書を通してよく知っているように、復活されたイエスは、十字架にかけられる以前、その弟子たちと共に生活しておられたイエスと全く同じイエスではなかったのである。彼は、既に、時間と空間とを超越したところにおられたので、肉眼をもっては見ることのできない方であった。彼は、弟子たちが戸を締めきっていた部屋の中に、突然現れたかと思うと（ヨハネ二〇・19）、エマオという村へ行く二人の弟子の前に突然現れて、長い間同行された。しかし彼らは、近づいてこられたイエスと一緒に歩きながらも、彼がだれであるかを知らなかったのであり（ルカ二四・15、16）、このように現れたイエスはまた、忽然としてどこかに去ってしまわれたのである。イエスは、すべての人類を救われるために、その肉身を供え物として十字架に引き渡されたのち、このように復活四十日のサタン分立期間をもって、霊的な「信仰基台」を立てられることにより、万民の罪を贖罪し得る道を開拓されたのである。