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《　お母様を堕落させた　》非情な摂理
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　1960年以降、お父様の苦しみの始まりは、娘のような新婦をサタンに差し出された《　アブラハムの典型路程　》ことであり、非情な蕩減をお母様に与え続けた《　妾摂理　》であったことが御言葉から分かります。

　お父様がお母様に教育を受けさせなかった理由は、「アブラハムの典型路程」を成す為であったのです。そして、「妾摂理」は、お母様と信徒の女性たちの心情を二つに分立する為に必要だったのです。

　心情が分立された祝福家庭の女性たちは、嫉んではいけないという心情が見えないほど、嫉みに襲われたのです。そして、お母様を殺したい、毒を盛りたいという情念が統一教会内に渦巻いたことが「真の御父母様の生涯路程10」から分かります。この時代のこの情念が今のお母様の原型ができあったのだと思います。

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　　　怨讐を愛するお父様
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　お父様にとって、サタンという怨讐を愛するということは、「右の頬を打たれたら、左の頬を出す」とあるように、サタンを喜ばせることですから、その為にお母様をどのように教育するかは容易に判断できます。つまり、サタンの心に合わせた教育だったと言えるのです。それが今のお母様です。

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　　　顕進様と亨進様の分裂は摂理的必然性
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　リベカの母子協助がヤコブとエソウを分裂させましたが、ヤコブとエソウの分裂はイスラエルという選民を起こす為に必要であったと同じように、この時代を蕩減しなければならなかったお母様の母子協助も顕進様と亨進様（国進様）を分裂させたのは、まさに、第四アダム圏を起こす為だったと言えるのです。

　エバであるお母様は善悪知るの木である為、善の妻になるのか、悪の妻になるのか、また、善の責任を成して子女様を一体化させるのか、反対に、悪の責任を成して子女様を分裂させるのかという、二つの道があります。
　お母様はサタンに差し出された立場での摂理ですから、結果は見えています。お母様は悪の責任を果たして分裂という実を実らせたと言えるのです。

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　　　顕進様と亨進様の分裂のまま、聖和に至る
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　このエバの堕落の実を誰が刈り取るのかというと、実った時にお父様が刈り取ります。その究極がお父様の聖和であったのです。

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　　　ペテロのような顕進様
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　イエス様が殺されることを止めたペテロに「サタンよ引き下がれ」と言われたことと同じように、2000年以降のお父様は、誰にも知られないように図りながら、「死を前倒し」して聖和に向かったのです。

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　　　お母様と金孝律特別補佐官を守ったお父様
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　この時代圏のお母様の悪の行いは、すべて、この聖和の為であったのです。ですから、お母様の悪行に対して、お父様は注意の御言葉を語られはしましたが、お父様はお母様と幹部の悪行を強制的に止めさせることはありませんでした。
　その証拠に、お母様を代えることができると語られながらも代えることなく、また、裏切る幹部たちの人事処置をすることなく、お父様はサタンに嬲（なぶ）られるまま、聖和に向かわれたのです。

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　　　顕進様と信徒たちの正義感（？）が災いとなった
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　ですから、この時代圏にあった顕進様が金孝律特別補佐官と闘っていたことは、お父様の聖和の摂理を邪魔するペテロのような立場に立ってしまったと言えるのです。それしか考えようがないのです。
　ですから、書籍を出して、金孝律特別補佐官と幹部たちの悪行を明らかにしたとしても、そのままでは、天運が顕進様に回ってくることはないと言えるのです。顕進様を支持する方たちが「お父様を守る」正義感が、摂理的錯誤となってしまったのです。地団駄を踏み、歯ぎしりする悔しさを消すことは困難なほどです。

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　　　お父様の軍配は悪人に上がった
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　この時代のお父様は聖和に向かわれていた時代であった為、お父様の軍配は、お父様の為に生きようとした顕進様に上げたのではなく、お母様を奪いとり、お父様を裏切る画策をしていた金孝律特別補佐官に上げたのです。

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　　　誰も、この聖和に逆らう者はサタン側になったのです。
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　だから、草束事件（2009.3.8）でもお父様は顕進様を守ることよりも、裏切る側を守ったのです。爆破者宣布（2010.6.5）においても、お母様と金孝律氏の不義を守ったのです。すべては聖和の為だったのです。そこにいたのが、国進様と亨進様であったのです。
　別の見方をすれば、顕進様とそこの信徒たちはお父様に裏切られたという思いさえつのって来るというのです。しかし、お父様を離れては生きる道がないのです。

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　　　突如として、亨進様を後継者と宣言
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　アダムの再創造を成す為に、《　主管性転倒式　》という聖和の摂理側にいたお母様であったのです。このお母様と一体となって何も知らないでいた亨進様に対して、お父様が突如として戴冠式（2009.1.15・31）をされました。理由は、聖和後に必要となる摂理的環境を整備する為であったとしか言えようがないのです。

　そして、聖和の結果から見ても、亨進様と国進様がお母様側にいたという条件と、お父様の聖和の条件により、お父様は亨進様と国進様を神側に取り戻すことができたのです。

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　　　亨進様の鉄の杖
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　このことにより、亨進様が「鉄の杖」を強調する理由は、下記のようなアロンの杖という御言葉と摂理的理由が重なっている為です。（黙示録にも同様の御言葉があるのはこの為です。）

　「平和の主人　血統の主人（復帰した天国）」

『アロンの芽の出た杖（亨進様＝死んだ杖から新芽が出て生きた杖）のように杖を挿しておき、そこから反対に大きくなれる既婚者（お父様と離婚し、別の男と結婚した立場に立っている堕落したお母様）の血筋でなければ、天に帰ることができないのです。それで契約の箱の中には何が入っているでしょうか。二つの石板（真の父母）とマナ（お父様の肉体の犠牲＝聖和）とアロンの芽の出た杖（亨進様＝死んだ杖から新芽が出て生きた杖）の三つです。』

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　　　注意事項
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　六千年の蕩減を成さなければならないお父様は蕩減上において堕落した立場に立たれたのですが、決して、《　堕落の種を受けたということではありません　》。第一アダムとエバの堕落を事実蕩減する為に、蕩減上必要であったのが「アブラハムの典型路程」と「妾摂理」という摂理であったのです。