今、このブログでは、『真の父母』の定義を御言葉から考察している

　『真の父母』を考察する目的は何か？？

　これまで、統一信徒はお父様とお母様に対して、ただただ、『真の父母』の実体して信じてきた。しかし、そうした場合、同時に、様々な問題が存在していることは誰の目にも明らかである。
　この問題を伏して、ただただ、お父様とお母様を一方的に『真の父母』である、完成した男性と女性であるとしていること自体、問題であると言わざるを得ない。また、三つに分裂してしまったそれぞれが、お父様の名を語ることは良しとしても、自己の正当化を図る為に他を非難することに力を注いでいること自体、三つがそれぞれの限界性を露出している証拠である。

　777としては、顕進様と亨進様、国進様が如何なる限界性があろうとも、まずもって、お父様を愛する息子として、一つになる道を模索すること以外に、お母様の暴走を止める方法はないと思っている。
　顕進様と亨進様の所にいる信徒たちがお母様を非難する前に、お二人の一体化が先ではないのか。兄弟の一体化が遅れれば遅れるほど、分裂が固定化し、傷口が膿み、ハエが卵を産み付け、手の施しようななくなってしまう。そうなる前に、顕進様と亨進様、国進様がお父様を愛する証明として、違いを乗り越えて三者は会わなければならないと思っている。

マルコによる福音書11章25-26節
『あなた方が立って祈る時に，だれかに対して恨み事があるなら，それを許しなさい。そうすれば，天におられるあなた方の父もあなた方の違反を許してくださるだろう。
だが，もし許さないなら，あなた方の天の父も，あなた方の違反を許してくださらないだろう」。』
こ聖句のようなことができれば、多くの信徒たちがもっともっと顕進様と亨進様を受け入れるだろうと確信している。お父様の復興運動に火が付くことは間違いないと思う。

　顕進様と亨進様に属する信徒たちが、「ほっ、ほっ、ほたるこい、あっちのみずはにがいぞ　こっちのみずはあまいぞ・・・」という心情から抜け出すことができなければ、お父様に再び聖和の苦しみを味わわせることになる。

　顕進様と亨進様、そしてその信徒たちのアイデンティティとは、お互いの違いを主張することではなく、お父様を中心として一体となることができるアイデンティティでなければならないはず。

　既に、文先生が聖和されて八年を迎えようとしている。
　本当に文先生はメシヤであったのか、『真の父母』とは一体何であったのか。更には、お母様は本当に原罪のない独生女なのか、今ほど問われている時はない。子女様は神様の直系なのか。このような観点を厳密にチェックしなければならない時が来ている。
　お父様がされたように、自らが正しいとする証明は、自らするのではなく、怨讐が「あなたは正しい」と言わなければならない。

　とてつもない課題であるが、このブログはまだ始めたばかり。検証するにあたって、文先生の御言葉を用い、お母様の御言葉を用い、顕進様の御言葉を用い、亨進様の御言葉を用い、一体、誰の御言葉を用いれば、間違いなくエベレストの頂上に到達することができるのか、挑戦し、検証しようとしている。

　既に、文先生は聖和され、御言葉が不動の位置になった。その為、御言葉と、文先生の業績から文先生が真の愛の結実体であったのかどうか、検証が可能な域に入った。

　そして、お母様の講演文や御言葉、顕進様の御言葉、亨進様の御言葉の検証は、文先生の御言葉と業績を軸として矛盾することなく整合性が取れるかどうかを検証しなければならない。

　ここではまだ余談かもしれないが・・・
　お母様の講演文は文先生が原稿を書かれたもの、或いは、文先生が良しとされた内容であったことは当然である。そして、お母様が洗礼ヨハネの使命をもって先生の前に登場したことからして、お母様の講演文は世界に向かって発信した重要な内容が盛られていることが想定できる。
この講演文を原理で分析して、この講演文がお父様の聖和後に語られた独生女宣言と同期しているのか、或いは、完全に自己矛盾を露出するのか、遠からず、明らかにできると思っている。