《⑳-3》お母様の解放の前に、先ず、祝福家庭の女性たちの重生による解放が先
「空」が記されている黙示録8:10-11は《⑳-1》《⑳-2》で取り上げたので、これ以外の聖句を二回に分けて取り上げる。
8:13
また、わたしが見ていると、一羽のわし(12:14に出てくるわしの羽を持った女=お母様)が中空(メシヤによって重生する前の蘇生期から長成期完成級の成長期間)を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、(※)わざわいだ、わざわいだ、地(家庭連合)に住む人々(信徒たち)は、わざわいだ。なお三人の御使(第五、第六、第七)がラッパを吹き鳴らそう(審判をくだそう)としている」。
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(※)「わざわいだ、わざわいだ、地(家庭連合)に住む人々(信徒たち)は、わざわいだ。」
この《地》は家庭連合とそれを代表するお母様も意味しており、お母様と家庭連合の関係はレアとラケルという、一蓮托生(死なばもろとも 、 道連れ )の関係にあるということを前提とする。
お母様は原理も聞かない立場でお父様と聖婚されたのだから、本来なら、家庭連合の祝福家庭の女性たちがお母様を最も支えていかなければならなかったのだ。しかし、結論として、嫉妬の戦争によってそれが叶わなかった。
原理も聞いていないお母様は、16歳の時から嫉妬の戦争に巻き込まれることにより、お母様の深層に「わざわい」の恨みが残るようになってしまい、これが変質しながら、今なお燃え続けていることをあらわしている。
この問題を摂理的観点に立って言えば、お母様の問題というよりも、一義的に、祝福家庭の女性たちの問題だということになる。
従って、摂理的順番としては、お母様の解放の前に、先ず、祝福家庭の女性たちの解放が先にならなければならないことになるから、重生した「白い衣を着た聖徒の群」が先に登場して、その後に、「天の花嫁」が登場すると黙示録は記している。
しかし、自分たちの責任の未達成、失敗を棚に上げて、お母様を糾弾することを是認するような状況に、一部で陥っていることは残念でならない。
9:1
第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、(※)一つの星(明けの明星=サタン)が天から地(家庭連合)に落ちて来るのを見た。この星(明けの明星=サタン)に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。
9:2
そして、この底知れぬ所の穴が開かれた(悪霊人たちの地上降臨、原理講論の復活論にある悪霊人たちの再臨復活現象)。すると、その穴から煙(罪を焼き払う時の煙、御言葉に不純物が入っていて燃えないことを「煙」と記している、お母様の「三大言説」が最大の不純物となっている)が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽(神様とお父様)も空気(家庭連合の心霊基準、メシヤによって重生する前の長成期完成級の心霊基準)も暗くなった。
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(※)第五の御使がラッパを吹き鳴らして「一つの星(サタン)が天から地(家庭連合)に落ちてきた」とあり、黙示録 8:10では、「第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星(顕進様)が、空から落ちてきた。」とあるが、これらのラッパは、第一のラッパから第七のラッパまでを一つとして考察する必要がある。