ーーーーーーーーーー
もし、1945年の時、キリスト教がお父様と一体となっていたら・・・
ーーーーーーーーーー
　もし、1945年の時、キリスト教がお父様と一体となっていたら、お父様と第一夫人が小羊の婚宴を成し、その基台の上で韓お母様はお父様以外の誰かと完成基準の祝福を受けていたはずです。そうなっていたら、当然、統一教会の存在すらもなく、言葉につまりますが、韓お母様から生まれた子女様たちも産声を上げることもありませんでした。

　しかし、《　キリスト教の失敗　》により、お父様の運命も、第一夫人の運命も、お母様の運命も一変しました。子女様たちも私たちも、本来ならば望まれなかった命の立場で、《　六千年を蕩減する所産として　》として歩んでいる命です。

ーーーーーーーーーーー
キリスト教の失敗を取り戻す為に・・・
ーーーーーーーーーーー

訂正しなければならないヶ所・・・・紫色文字
　　　訂正内容・・・次の《　記事　》

　文先生が韓お母様に対して成された《　アブラハムの典型路程　》と《　妾摂理　》は、キリスト教がお父様と一体となっていれば必要としないものでした。しかし、キリスト教が失敗してしまった為、六千年の復帰歴史をもう一度取り戻す為に必要になった《　摂理　》だったことは間違いありません。

　お父様が《　私の体が裂けて踏まれてどんな醜態をさらす恨があったとしても（＝淫教のメシヤと言われようとも）、受難と迫害を受けたとしても、断然と断行しなければならない　》という御言葉を残されたのは、この二つの摂理以外見当たりません。タマルやマリアが断行した摂理も《　非法の愛　》によるものであったことは、既に、《　記事　①　➁　》にしてきました。

ーーーーーーーーーー
愛する息子、娘を打ち、自分の側を打って犠牲にしながら
　　　　ほかの人を、世の中を救おうとした
ーーーーーーーーーー
　「非法の愛」が蕩減原則に合致するのはアブラハムにとって命の代価だった一人子の燔祭であったからです。もし、この燔祭が他人の子であったら蕩減原則に合致しません。また、イエス様はご自身を十字架で犠牲にされました。同じように、お父様も尊い息子・娘には原理を教えることも、一週間断食もさせることもできない立場で、お母様に与えられた蕩減により、天地が引き裂かれ、父母が引き裂かれ、子女が引き裂かれるという、「非法の愛」による蕩減であったのです。（下記の御言葉〔B〕）

　この内容に関しては前回の《　記事　》で少し扱いました。知れば知るほど、六千年の蕩減がお父様ご自身とお母様と子女様たちに、供え物の為、無言で、注がれたとしか言いようがないのです。

ーーーーーーーーーー
以上のような観点に立って下記の御言葉〔A〕をお読めば
　　　　　　お父様の言外の心情が読み取れるのではないかと思います
ーーーーーーーーーー

御言葉〔A〕

真の御父母様の生涯路程4　第一節　二　

真のお母様の選定

　先生は、何も分からないお母様に、十四歳の時に一度会い、そのあと、嫁に来る時までに二度会ったのでした。正式に会ったのは、十四歳の時です。その時、私が呼んで、今後資格があるか、全部試験をしたのです。

　（※1）どん底で黙々と犠牲になり、さらに行かねばならないと心に誓いつつ歩む人の娘（お母様）が選ばれたのです。そうして、（※2）教会で献身生活していたおばさんの娘、高校二年になる娘を選びました。妻を得るにしても、私の欲望を中心としてではなかったのです。

（（※1）「どん底で黙々と犠牲になり、さらに行かねばならないと心に誓いつつ歩む人の娘が選ばれた」とある『娘の親』は一体誰のことか？

　一見すると、（※2）の「教会で献身生活をしていたおばさん」であるお母様の母（洪順愛女史）のように受け取れます。しかし、（※1）の「どん底で犠牲になり、さらに行かねばならないと心に誓いつつ歩む人」という言葉に対して、一点の曇りなく該当するお方はお父様しかいはずです。そうなると、お母様はお父様の娘になります。決して無理に解釈しようとしているのではありませんのでご理解ください。

　お母様がお父様の娘かも知れないという、もう一つの理由が下記の御言葉〔B〕〔C〕です。

御言葉〔B〕

真の御父母様の生涯路程6　第二節　七　

　それゆえに親戚関係は近ければ近いほど責任が重いのです。責任と使命が終わらなくてはなりません。

そのような道理があるので、神様は一番愛する人を死の立場に追いやり、苦労させるのです。愛する息子、娘を打ち、自分の側を打って犠牲にしながら、ほかの人を、世の中を救おうとしたのです。ですから、先生もそのようにするのです。同じ道理です。

　お母様と先生が世界的な峠を越える時までは、お母様は、お母様のお母さんに対し、母親扱いできないのです。自分の血族に対して血族扱いできなかったのは、原理的見解がそのようになっているからです。今や外的な立場でみな整えたので、初めて家庭に戻って家庭の面倒を見ることができる時になりました。

御言葉〔C〕

黒・天聖経　①真の神様　第二章　三　2.　

夫婦が一つとなって息子、娘を生むことによって永続することができます。ですから創造した創造主の位置に上がって息子、娘を生んでみることによって神様が創造した喜びを平面の世の中で感じることができるのです。

それゆえ自分の妻は息子、娘のようでなければなりません。息子、娘と兄弟の立場を合わせたものです。ですから分かれることができません。愛はそういい加減にはできていません。息子、娘を生んでこそ神様が本来の創造理想として願った本然的基準に到達するのです。それゆえ家庭が天国の基盤です。

ーーーーーーーーーーーーー

次回は、お母様がお父様の娘かも知れないという理由を下記の観点から取り上げます。

ーーーーーー

① 《　近親相姦　》という蕩減的観点から

ーーーーーー