「七つの封印」とは、一体何か?? 「第一の封印を解く」
「七つの封印」とは、一体何か??
「七つの封印」を解かれたお父様が黙示録には「ほふられた小羊」として登場します。
七つの封印は《 「ほふられたとみえる小羊(黙5:6)」である「再臨主」 》が解くことになります。そのくだりが下記の《 黙示録5:1~5:14 》になります。
先ず初めに、第一、第二、第三、第四という四つの封印を解く時の有様を一つ一つ確認することにします。この四つだけには『きたれ』と言う声が聞こえたとあります。
6:1 「第一の封印」・・・
「ししのような生き物(神様に最も近くに侍る御使)」が『きたれ』と言うと「白い馬(お父様が乗る御使)」が出てきた。
それに乗った者(お父様)は、「弓(御言葉)を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして(七つの封印を解く為に)出かけた。」
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①-1 「白い馬」はお父様に仕える御使を象徴しています。
お父様に仕える御使を象徴。
①-2 次の黙示録は「白い馬」がメシヤの乗る馬であることが確定できるものです。
19:11
またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。19:12
その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
19:13
彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
19:14
して、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
② 雷のような声で『きたれ』という声で「白い馬」を呼び出した。この『きたれ』は第四の封印まで続きますが、第五の封印以降は出てきません。この『きたれ』という意味は「約束した天の摂理を成せ!」と言うことでもあります。
③ お父様は御言葉と真の愛によって勝利され、神様王権即位式で冠が与えられました。
④ お父様は金百文牧師の失敗を興南刑務所で過ごされ、国連軍から解放されるまでの二年八ヶ月間で総蕩減して最初の封印を解放されました。
成約時代の洗礼ヨハネの不信によって、お父様が緩慢な死刑場だった興南刑務所で過ごされたこと意義を知るのは統一信徒だけです。
⑤ しかし、その後もお父様の生涯路程は、信徒たちの不信と不一致による失敗が幾たびも繰り返され、その都度、お父様はサタンによって封印された復帰の道を解放する為、幾たびも生死をさ迷う牢獄と拷問を通過されました。正に、お父様は《 不死鳥の人生 》だったのです。
「七つの封印」を解かれたお父様
⑥ その為に、お父様は個人の段階から、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、最後は神様に至るという、もう一つは、僕の僕から神様に至るという、縦横の八段階に横たわる七つの壁(七つの封印)を解放する為の生涯だったと言えるのです。(この勝利が「八定式」であります。これは次回取り上げます。)
⑦ 一つの封印ばかりではなく、お父様は「七つの封印」を解かなければなりませんでした。
上記の黙示録に「勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた」と記されているのは、正に、八段階に横たわる七つの壁(七つの封印)を生涯かけて、順次、解放する為だったと言えるのです。
⑧ 「七つの封印」を解くことは復帰摂理の終局的な目的を成し遂げることにありますから、お父様の生涯路程から見て、⑤⑥以外の別の解釈ができる他の御言葉があるでしょうか。今の私にはそれを見出す御言葉にまだ出会っていません。
⑨ 皆さんの中で、⑤⑥以外の解釈ができる方がおられたなら、是非、教えていただきたいと思っています。
これは黙示録を解読するにあたって存在する二大テーマの一つです。一つは、「ほふられた小羊」が再臨主であるという解釈と、もう一つが本日のテーマである、「七つの封印」が八段階に横たわる七つの壁という解釈です。この二つが解けることによって、黙示録のおおかたが見えてくるようになります。
(次回に「七つの封印」が八段階に横たわる「七つの壁」であるという、御言葉の根拠を取り上げます。)