黙示録は再臨主が聖和されたところから始まっているという根拠はこれまでに説明してきました。根拠は他にもありますが、後日になります。

本日は、顕進様がもう一人の『彼』として黙示録に登場してくるとうことです。

具体的には次回のブログになりますが、本日は、その前段階とします。

顕進様はお父様の御言葉からみると、家庭連合が先天時代の責任分担を果たすことにより、次の後天時代に受け継がれることによって登場するはずでした。天は全てを準備されていたと思います。

それを示す数ある御言葉の中から、一つ、紹介します。

《　信哲様が興進様・薫淑様家庭に養子入籍　》（1992/7/5 漢南洞公館）

　真の父母と一つになって伝統を受け継ぎ、皆さんの家庭が主体的伝統をもって万国を統治することができる基盤となり、主体性をもつことができる家庭となるとき、天国の皇族圏内に入籍するのです。そのようにして入っていくところが天国です。天国は誰もが入っていくところではありません。「その道を行こう」と、三代が決意しなければなりません。祖父母から、父母、夫婦、息子、娘まで、段階は四段階であり、夫婦としての系列は三代です。

　薫淑に「上がってきなさい」と言いなさい。先生の家族において三代以上の家庭的伝統を残さなければなりません。興進が霊界に行きましたが、興進は地上に真の父母の息子として生まれ、今はイエス様の代わりに霊界と肉界に橋を架ける仕事をしているのです。

　しかし、興進には直系の血族がいません。それで、養子を入れるのですが、養子である信哲の誕生日はあさってです。その誕生日を二日繰り上げて、きょう祝賀することにしました。そのようにしてこそすべての家庭の着地が可能になるので宣布し、紹介するのです。興進は霊界に行きましたが、興進に息子ができました。顯進の二番目の息子です。三番目の息子である顯進が、完成時代の二代を連結させたのです。これはすべて摂理的です。

《祈祷》

　愛するお父様、統一教会の直系子女を中心として、顯進までの三代圏を中心として、孝進と興進を中心として傷ついた過去の歴史を三番目の息子を中心として清算する　ことができるすべてのことを許諾してください。今、薫淑と興進の息子が代を継ぎ、百日から三日を繰り上げたきょうの日にこのように祝祭を行うのは、現在、全国巡回路程があって避けることができなかったことによります。このことを天の前に告げて実践するこの日、興進君の家庭に息子を設定したことを宣布され、伝統的天の家系を連結し、「世界平和女性連合」を創建するにおいて不足のない条件となり、天の盾となるすべてのものを完遂され、天の願われる願いを解怨成就する前進の日として心に刻みます。

　三番目の息子である顯進を中心として、このすべての三番目の家庭的溝をすべて埋め、きょうこの日を中心として百日を迎えるこの時に祝賀をし祝福することができることを、天地に新しい宣布として立てられ、過去のことを忘れ、新しく出発することができる完成的、勝利的覇権をもって前進することができるように祝福してくださることを懇切にお願いいたします。

　この信哲君を中心とした興進の家庭の上に、すべての祝福を加えてくださることを懇切に願いながら、薫淑を中心とした母子の因縁を備え、天と地が分かれたことを統一させることができる厚徳を積む母と息子になるように許諾してください。

　今、真の父母として、真の息子、娘の愛を中心とした心情的基盤をもって兄弟の心情、夫婦の心情、父母の心情をすべて教えてあげましたので、その心を一念としてもち、この興進家庭の上に、全体を代表した新しい歴史的出発を許諾され、そのことを継承することができる自由環境的版図を継承させてあげたことを、お父様が喜んで受けてくださり、許諾してくださることを信じます。

　すべてのことを協助され、万万事が意のままに運ぶように許諾してくださることを懇切に願いながち、このすべてのみ言を真の御父母様のみ名によって祈りつつ宣布いたします。アーメン！

どうして、この御言葉を取り上げたかと言いますと、上記の祈祷の中に『「世界平和女性連合」を創建するにおいて不足のない条件となり・・・・』とありますように、お母様を中心とした「世界平和家庭連合」が成功するかどうかの鍵を顕進様が握っていたことが分かるからです。

即ち、お母様がその使命を勝利的に果たされて、天が準備した顕進様に継承することだったと言えるのです。もちろん、そのときの家庭連合の幹部、亨進様の使命と責任はお母様と共同の責任があったと言えます。

お父様は上記の御言葉の中で、「興進は霊界に行きましたが、興進に息子ができました。顯進の二番目の息子です。三番目の息子である顯進が、完成時代の二代を連結させたのです。これはすべて摂理的です。」と語られています。

また、祈祷の中で、「顯進までの三代圏を中心として、孝進と興進を中心として傷ついた過去の歴史を三番目の息子を中心として清算することができるすべてのことを許諾してください。」とも祈られました。

しかし、天の摂理は、これとは全く反対に動き出してしまったのです。

その筆頭にあげられるのが、束草事件（2009/3/8）です。

これ以降、顕進様の立場が日増しに悪くなっていくなか、お父様とお会いした2009/9/10を最後に、顕進様はお父様と顔を合わせることがかなわなくなり、長子でありながら聖和にも参席を拒まれてしまったのでした。

顕進様が聖和式に参席できないように、日本の兄弟を使ってバリケードができた。

そして、二人のユダの一人だった金○律補佐官がお父様の前で、厚顔無恥にも「爆破者宣言」（2010/6/5）を行ったことが、実質的に顕進様を家庭連合から追放し、更には、全信徒たちを奈落の底に導いてしまったのです。まさに、ユダにサタンが入ったのです。

後日取り上げますが、顕進様が家庭連合から追放されたことは、言葉を代えて黙示録にも登場していました。

余談ですが・・・

黙示録には数理的なことが沢山出てきます。

特に、「四十二ヶ月間」「1260日間」「３日半」という数理が頻繁に登場しています。これは、お父様の路程が原理基準となった七年路程の半分を意味していると思われます。

そして、この三年半という数理は顕進様がお父様の聖和に関係して顕れています。

束草事件の《2009/3/8》からお父様が聖和された《2012/9/3》まで、この期間が、ちょうど三年半の1276日目（365×3.5＝1277.5）になっています。

この三年半は前半であると思われます。

後半の三年半は、新たに黙示録に別の三年半として登場します。

これを偶然の一言で片付けることはできません。

　　　参考までにですが・・・

亨進様が世界会長に就任されたのが《2008/4/18》です。

そこからちょうど、93日目となる、《2008/7/19》に奇跡の生還だったヘリコプター事故がありました。

この93日はお父様の93歳の象徴し、お父様が生きて基元節をお迎えしなければならなかったことを顕していたと思います。

更に、同じく就任式から1600日後にお父様が聖和されました。

これは、40数サタン分立を２乗するという、完全なサタン分立を意味しています。

この二つも、偶然の一言で片付けることはできません。

このように、顕進様と亨進様はお父様の聖和に数理において深く関係していることが分かります。お互いが責め合う関係から一日早くも降りて、お父様のために、お互いが手を取り合って、助け合うことが天の願であることは、誰の心にもある願いです。

ブログにおいても、双方が責め合う記事をなくす運動を展開すべき時が来ていると思います。責め合ったところで、何も変わりません。それどころか、お母様の救済の機会が遠のくばかりであり、信徒たちの犠牲をも放置することになります。ブログの記事を書いている心ある人たちは、このことを心に留めて、誠意ある対応をすべき時と思います。（生意気なことかも知れませんが、このままの状態は放置できません。）

信仰の良心にかけて、一人一人が、心をお父様に向けられ、お父様の悲しみがいかばかりであられるのか、祈れば、すぐに答えは与えられます。

他者を攻撃することに日々を忙殺されることくらい、愚かしいことはありません。また、自己の正当性ばかりを記事にすることくらい、愚かなことはありません。

そのエネルギーをお父様の心情を訪ねるエネルギーに転換され、私達が人を責める心ではなく、自分の悔い改めとして、心の扉を開けることを、お父様は私達を訪ねられて、すぐそばでお待ちになっておられます。

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