本日は下記枠内に『宗族的メシヤ』の御言葉を取り上げて、顕進様と国進様（亨進様）の成すべきことについて整理してみようと思います。

　 　

私の独断的な判断と思われるかも知れませんが、2016年から2023年までの七年間は顕進様と国進様（亨進様）が一体化して、お母様をサタンの手から奪い返す期間であると前回の記事で申し上げました。

しかし、これは「八大教本」はもちろん、特に「平和の主人、血統の主人」、他の御言葉から見えてくる数理的な判断です。

私は今こそ、顕進様と国進様（亨進様）が「平和の主人、血統の主人」の解読プロジェクトを起こして、摂理を共同していくことが急務であると思っています。
既に過ぎ去ったこと、現在展開中のこと、この二つは解読されたものとすり合わせすれば、解読の法則が見えてきます。その解読に則して今後展開するであろうことを読み取らなければなりません。

お母様をサタンの手から取り戻す為には、前半の三年半が一区切りになる2019年中でほぼ決定するだろうと思うからです。そして、延長しても、七年後の2023年までにお母様を取り戻さなければ、復帰の機会が失われることになると思っています。

その鍵となるのが、本日の主張となる「中心家庭の氏族のメシヤ」です。
顕進様と国進様（亨進様）が「中心家庭の氏族のメシヤ」を第一に掲げて取り組むのか。今後、誰が、何処に向かって、何時まで、何をするのかという、摂理的なビジョンと戦略を八大教本に沿って明確にしないわけにはいきません。

自らの本分を忘れて家庭連合が問題だとして石を投げること、或いは、家庭連合に向かって伝道と称するフィッシング（「平和の主人、血統の主人」）も重要ですが、これを第一とする時は既に過ぎ去りました。
ましてや、顕進様と国進様（亨進様）が「中心家庭の氏族のメシヤ」に向かわずにお互いに石を投げることがあるとするなら、成さなければならない復帰の機会が失われることになると思っています。

現時点で見る限り、氏族の中心的人物こそ顕進様と国進様（亨進様）でなければならないのです。これから迎えなければならないメシヤの顕現は一人では絶対にできません。三人が一つになって、はじめて、父母復帰の条件が立ちますから、どうみても、三人は一体化する道しか存在しないのです。
そうすれば、2030年までになさなければならない「基元節」は、もっと早く、お父様が104歳（「平和の主人、血統の主人」）になられた2024年となる第三次七年路程の初年のうちに迎えることができると思われます。この時、お母様は81歳になります。お母様の現状から厳しいと思える状況であったとしても、絶対にあきらめずに精誠を尽くして、お母様の健康上から見ても急がなければなりません。

これは「平和の主人、血統の主人」から見えてくる判断ですが、顕進様と国進様（亨進様）が氏族的な一体化は2019年までの三年半で成し遂げること、そして、お母様をサタンの手から取り戻してお母様の心情を整理する期間が更に三年半かかるとみて、2023年に第二次七年路程が終わります。

『宗族的メシヤ』　第四章　　第五節　　二　

8　氏族同士連合せよ

　韓国統一というものは、統一教会の文先生を中心として統一教会の信徒たちが完全にプラス・マイナスになって、私が縦的な所にあれば、統一教会の信徒は、横的基準で走ればよいのです。私が国のためにこの基盤を築いたので、皆さんが（※１）南北統一のための基盤を築くときは、氏族を連合せよというのです。（一九八九・一・八、本部教会）

　（※２）中心氏族を早く復帰した人たちは、今からは、すべての国を一つの国として動かすことのできる責任者として登場するのです。

ですから、氏族をかけて行かなければなりません。

イスラエル民族がモーセに従っていきながら滅びるようになったのは何ゆえかといえば、氏族同士が一つになれなかったからです。

　世界的に見るならば、十二支派が、十二から三十六へ、三六〇になりました。そこに全部、吸収されなければなりません。それが反対に合わされなければならないのです。（一九八九・四・一、ベルベディア修練所）

9　氏族を中心として競争せよ

　きょう、皆さんが考えなければならないことは何でしょうか？

（一人の食口を指しながら）君の姓は何ですか？ （モーリスです）。モーリスであるならばモーリス、君はアメリカを代表したのではありません。君の氏族を代表したメシヤです、メシヤ。そのようになるならばアメリカを君に任すというのです。アメリカの国を君に任せて救ってくれというのです。国を救う責任を任すというのです。何の話か分かりますか？ （はい）。

　統一教会の信徒たち、今から競争です。氏族を中心として競争です。誰がナンバーワンの氏族をつくるのかというのです。

皆さんの先祖たちもそれを知っては、「私たちが勝たなければなりません！　どうしてじっとしていますか？　出ていって活動しなさい！　活動しなさい！」と言いながら、互いに競争するというのです。（一九八八・一一・一三、ベルベディア修練所）

（※１）「南北統一」とは、韓国と北朝鮮の統一のことではなく、これはカインとアベルの一体化のことを言っています。中心家庭のカインとアベルの統一こそ、氏族の統一であり、今で言えば、顕進様と亨進様と国進様の一体化になります。

（※２）「中心氏族」とは統一家全体のことでもありますが、「氏族のメシヤ」は核となる「中心氏族」の顕進様と亨進様と国進様が代表して取りかからなければなりません。

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