本日の本題に入る前に、｢黙示録｣と｢平和の主人、血統の主人｣について、少しお伝えします。

この二つの書は、再臨主であられるお父様が歩まれる最終的なシナリオが記されていることをご理解ください。

お父様は『実体み言葉宣布大会』で基元節までに、｢これ以上の延長できない｣と繰返し語られましたが、それがなされずに聖和されました。お父様は待ち焦がれていた基元節の四ヶ月前にして、摂理的な死の道を選ばれて、次の摂理のために旅立たれました。

だからと言って、この最終的なシナリオが初めから確定していたのではないことをご理解ください。

お父様が生きて基元節を迎える道は準備されていたのですが、残念ながら、その好機は私たちの不従順と不信仰により、ことごとく失われました。特に、サタンに主管された二人のユダとこの二人にコントロールされた《　天宙的な先例ヨハネ　》や、それに準ずる《　幹部たち　》の不従順と不信仰は目を覆うものがありました。

　 サタンの餌食になった可哀想な二人のユダ

驚くことに、新約聖書の最後に登場した｢黙示録｣はお父様が聖和された直後から第一章が始まっています。また、現在の全家庭連合の姿が映像を見るように記されていることに驚きを禁じ得ません。

｢平和の主人、血統の主人｣にはお父様の摂理的な「死」の原理的背景や、今後の摂理の方向について語られていますが、他にも重要なことが語れています。

それは、2000年以降、特に、2005年以降あたりから、お父様が当時の側近たちの名前をあげながら、彼らの不従順と不信仰を厳しく指摘している厳しい御言葉がたくさん語られました。

お父様はこの御言葉が御言葉集からことごとく削除される危険性を知っておられたために、これを補う御言葉として、この二つの書は集約的に暗号で語られています。

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それでは「第五の封印」の本題です。

聖句は黒字

解読が紫文字
解説が茶文字

前回の続きです。

6:9　小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに（原理の御言葉を守ったが故に）、また、そのあかしを立てたために（顕進様と亨進様を支持したが為に）　、殺された人々（家庭連合から除名された食口たち、或いは、それに類する食口たち）の霊魂が、祭壇の下にいる（まだ供え物になる前の部屋に控えている）のを、わたしは見た。　

本当の信徒は、まだこの祭壇の下にいます。

6:10　彼ら（家庭連合から除名された食口たち、或いは、それに類する食口たち）は大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者（家庭連合）に対して、わたしたちの血の報復（除名した報い）をなさらないのですか」。　

6:11　すると、彼らのひとりびとりに白い衣が与えられ、それから、「彼らと同じく殺されようとする僕仲間や兄弟たちの数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいるように」と言い渡された。

上記の黙示録6:10を読まれて、どんな感想でしょうか。
現在の家庭連合から除名された兄弟たちや、家庭連合に希望を失った兄弟たちの叫び、そのものではないでしょうか。

余談ですが・・・

このブログの解説を部分的に読まれている方は、勝手な都合のよい解釈をしていると思うかもしれません。

しかし、｢黙示録｣は｢平和の主人、血統の主人｣と同じように、文脈全体から一つ一つの言葉の意味とそれらの繋がりからしか読み解けません。疑問の方は、ブログの初めから一つ一つ読んでいただければ、決して私の勝手な解釈でないことが分かって頂けると思います。

もし、私個人の勝手な解釈とするなら、部分的な聖句だけを抜き出して解説することになりますから、全体的な整合性が欠落しているはずです。

しかし、｢黙示録｣も｢平和の主人、血統の主人｣も、文脈全体からの解説であり、特に、お父様がメシア宣言された以降から始まって、現在の分裂状態に陥った背景や、今後の方向が映像を見るように記されていることに驚きを隠せません。

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